何もないところがいいところ。
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1日2回の更新なんて何ヶ月ぶりでしょうか。
実は本日、泰阜村に直売所が出来ました!その名も「協力隊直売所」!
そのまますぎて何も言えない!
場所は、人通りの多い診療所入り口!!
これがその完成写真。結構みやましい建物が出来たら!?

もうね、本当皆々様はすごいねー。何でも出来る。
どんどこ組み立てて行く姿はかっこいい。そして手際もいいし。
小学生が将来なりたい職業に大工さんが入っていた理由がよくわかった。
この直売所では、泰阜村産の野菜や果物、山菜等を扱いますが、近い将来、漬物などの加工品や
野菜の苗も販売していきたいと思っています。
なぜ直売所を作ったのか。
特別な直売所を作ったわけではありません。
ただ、泰阜村には昔から直売所を作ろう、と思っていた人は実は何人もいたのです。
それなのに今まで出来なかった。あるいはできても長くは続かなかった。
ここが僕に言わせればおかしなところではあるのですが、田舎にはか嫉妬や「やっかみ」(こっちの言葉では
こういうのかな)の精神が強くて、そのせいでなかなか村の中で村の人が何かをやれる環境・状況にはないのです。
その点僕は、泰阜村になんのしがらみもありません。
極端な話、何をやってもいいのです。
だから、今回直売所を作る!と言いだして1ヶ月立たずにここまで来ることができました。
もちろん、自分1人の力ではできません。何人もの協力してくれた方々のおかげです。
本題に戻りますが、直売所を作った理由は、
「泰阜村を農業から元気にしていく」という基本姿勢が根底にあることはいうまでもありません。
何人もの人が作ろうと思っていた直売所が現実に完成した、つまり願いがかなったことをきっかけに、
村の人が一致団結して、泰阜村の農業をもっと良くしていこうよ、もっといいもの作っていこうよ、こうしたほうが
いいんじゃないか、ああしたほうがいいんじゃないか・・・
つまりみんなで村を良くしていこう、という雰囲気が直売所を通じて出来ていってほしい、そういう期待を込めているし、必ずそういう雰囲気になっていくと思います。
事の発端は、茨城県つくば市にある「みずほの村市場」の長谷川久夫社長と会ったことがきっかけです。
そこに到るまでの経緯については長くなるので割愛しますが、そこで泰阜村でもいずれ直売所をやりたいんだ、と組合長が話したところ、やればいい、と。
「いや、でもすぐにやるっていうのは難しい」
「なんにも難しいことなんてないよ。コンテナ並べて戸板2枚並べりゃそれで出来る」
「いや、それはそうだが・・・」
「やる前から何でもかんでも理由つけて、本当はやる気が無いんだ。難しく考えすぎるんだよ」
というようなやりとりがあって、最終的には、僕がやるということを公言してきたので、やらざるを得ない形と
なったわけです。僕はあえてそういう形をとりました。かえってそういう形にならないと動けないだろう、と。
そういう意味で、結果としてすごく良かったと思ってます。
まだ本格的始動はしていません。村向けの宣伝もケーブルテレビや紙面で行います。
これは、誰でも出品可能です。
手数料は15%徴収しますが、価格は出品者が決められます。
ただ、始めたばかりの直売所ですので、売れないことを覚悟の上で出してください。
綺麗事かもしれませんが、目先の利益ではない、長い目で見た農業振興という点で協力して欲しいです。
仕組みについても、改めて宣伝の中でお知らせしますが、極力簡単でわかりやすいシステムを考えていきます。最初からがっちがっちの複雑なシステムを作っては効率が悪い。
簡単なところから、徐々に改めるところは改め、いい点はよりよく、そうしていくのが筋ではないかと。
直売所を作っていて、何度も聞いたのは、嬉しそうな言葉ばかりでした。
「こりゃ売れるに」
「りんごの里に出す分がなくなっちまうな」
こういう未来志向の前向きな言葉がどんどん出てくる環境にしていきたいですよね。
こっちまで嬉しくなってしまいました。
そういうことで、みなさんの多大なご協力をお願いします。
実は本日、泰阜村に直売所が出来ました!その名も「協力隊直売所」!
そのまますぎて何も言えない!
場所は、人通りの多い診療所入り口!!
これがその完成写真。結構みやましい建物が出来たら!?
もうね、本当皆々様はすごいねー。何でも出来る。
どんどこ組み立てて行く姿はかっこいい。そして手際もいいし。
小学生が将来なりたい職業に大工さんが入っていた理由がよくわかった。
この直売所では、泰阜村産の野菜や果物、山菜等を扱いますが、近い将来、漬物などの加工品や
野菜の苗も販売していきたいと思っています。
なぜ直売所を作ったのか。
特別な直売所を作ったわけではありません。
ただ、泰阜村には昔から直売所を作ろう、と思っていた人は実は何人もいたのです。
それなのに今まで出来なかった。あるいはできても長くは続かなかった。
ここが僕に言わせればおかしなところではあるのですが、田舎にはか嫉妬や「やっかみ」(こっちの言葉では
こういうのかな)の精神が強くて、そのせいでなかなか村の中で村の人が何かをやれる環境・状況にはないのです。
その点僕は、泰阜村になんのしがらみもありません。
極端な話、何をやってもいいのです。
だから、今回直売所を作る!と言いだして1ヶ月立たずにここまで来ることができました。
もちろん、自分1人の力ではできません。何人もの協力してくれた方々のおかげです。
本題に戻りますが、直売所を作った理由は、
「泰阜村を農業から元気にしていく」という基本姿勢が根底にあることはいうまでもありません。
何人もの人が作ろうと思っていた直売所が現実に完成した、つまり願いがかなったことをきっかけに、
村の人が一致団結して、泰阜村の農業をもっと良くしていこうよ、もっといいもの作っていこうよ、こうしたほうが
いいんじゃないか、ああしたほうがいいんじゃないか・・・
つまりみんなで村を良くしていこう、という雰囲気が直売所を通じて出来ていってほしい、そういう期待を込めているし、必ずそういう雰囲気になっていくと思います。
事の発端は、茨城県つくば市にある「みずほの村市場」の長谷川久夫社長と会ったことがきっかけです。
そこに到るまでの経緯については長くなるので割愛しますが、そこで泰阜村でもいずれ直売所をやりたいんだ、と組合長が話したところ、やればいい、と。
「いや、でもすぐにやるっていうのは難しい」
「なんにも難しいことなんてないよ。コンテナ並べて戸板2枚並べりゃそれで出来る」
「いや、それはそうだが・・・」
「やる前から何でもかんでも理由つけて、本当はやる気が無いんだ。難しく考えすぎるんだよ」
というようなやりとりがあって、最終的には、僕がやるということを公言してきたので、やらざるを得ない形と
なったわけです。僕はあえてそういう形をとりました。かえってそういう形にならないと動けないだろう、と。
そういう意味で、結果としてすごく良かったと思ってます。
まだ本格的始動はしていません。村向けの宣伝もケーブルテレビや紙面で行います。
これは、誰でも出品可能です。
手数料は15%徴収しますが、価格は出品者が決められます。
ただ、始めたばかりの直売所ですので、売れないことを覚悟の上で出してください。
綺麗事かもしれませんが、目先の利益ではない、長い目で見た農業振興という点で協力して欲しいです。
仕組みについても、改めて宣伝の中でお知らせしますが、極力簡単でわかりやすいシステムを考えていきます。最初からがっちがっちの複雑なシステムを作っては効率が悪い。
簡単なところから、徐々に改めるところは改め、いい点はよりよく、そうしていくのが筋ではないかと。
直売所を作っていて、何度も聞いたのは、嬉しそうな言葉ばかりでした。
「こりゃ売れるに」
「りんごの里に出す分がなくなっちまうな」
こういう未来志向の前向きな言葉がどんどん出てくる環境にしていきたいですよね。
こっちまで嬉しくなってしまいました。
そういうことで、みなさんの多大なご協力をお願いします。
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本来の順序なら、まず最初に立場が変わったこと、泰阜へ戻ってきたこと等を書くべきところを、活動とは全く関係ないことをブログを通じて発信していました。
このブログを楽しみにしている方々にはどう映っていたのでしょうか。
気になるところですが、これ以上書くと言い訳になるので、やめておきます。
さて、カテゴリーも「緑のふるさと協力隊」から「地域おこし協力隊」へ変わりました。
すなわち立場も変わったということです。
今までのと何が違うんだ?
ごもっともな疑問です。
大きく分けて2つの違いがあります。
1つ目は協力隊の受け皿と仕組みです。
今までの協力隊は、「地球緑化センター」というNPO法人(非営利法人)が主催する事業の一つで、
毎月5万円という生活費を村から地球緑化センターを通じてもらい、生活をしていました。
活動に対する報酬は0円=ボランティアであり、その代わり家賃、光熱水道費、区費等の交際費、ガソリン代
は村が負担してくれていました。車も村の公用車を使わせてもらっていました。
地域おこし協力隊とは、総務省=国が主催する事業の1つで、協力隊に来てもらいたい自治体が個々に申請し、募集をかけます。
総務省は何をするかというと、募集をかけた自治体に対し、人件費や活動にかかる経費をあわせて最大350万円までを後で財政的な支援をするのです。
ポイントは「後で」というところであり、「最大350万円」というところです。
つまり、状況によっては支援は0~350万円と幅があるということなのです。
この辺は僕は詳しいことはわかりませんが、そういうことです。
この辺を周りの人に説明するのにいつも苦労するのですが、今回の僕の立場は、総務省の主催する
「地域おこし協力隊」であり、役場の「嘱託職員」でもあります。
募集をかけた役場の所属になるので、今回は嘱託職員という扱いになっています。
今までとは違い、給与が支給されるため、今まで村のお世話になっていた家賃、光熱水道費、区費等交際費は自己負担となります。
ただ、活動上必要な車及びガソリン代に関しては、引き続き村でお世話になります。
また、活動もボランティアから仕事へと変化したので、今までのようにふらっとお宅訪問出来ません。
この変化は大きくて、束縛感があり、息苦しいですがしょうがないです。
休みは土日祝なので、何とか隙をみて梨久保、漆平野へあいさつ回りをしたいと考えています。
で、一体お前は何をこれからしていくんだ、と質問内容は変化していきます。
これもごもっともな疑問でしょう。
結論から言うと、「泰阜村の農業を新しい方向から活性化させるための活動をしていく」
といったことでしょうか。
自分で書いて恐ろしく例えが下手なことに驚愕しているところではありますが、説明を続けます。
具体的には、「泰阜村で若い人が農業でも生活していけるモデルケースを作る」ということです。
(こっちをたとえに使えばよかったな)
今年は去年やすおか村産直組合で取り組みを始めた、ほうれん草の周年栽培、そして主に夏場のほうれん草栽培を確立するための研究、検証栽培等々をやっていきます。
で、この活動に関しても、緑の協力隊の時と同様に月1回全村民向けの広報誌を発行していきます。
なぜほうれん草なのか。これもよく聞かれます。
ほうれん草というのは、本来冬場の野菜であり、夏場のほうれん草は旬とは正反対の時期なので、栽培が難しいのですが、需要があるために単価が冬場よりうんと高いのが特徴です。
難しい、といっても栽培出来ている場所は全国何箇所とあるのですが、泰阜村ではほうれん草の「移植栽培」という他とは違う栽培方法を展開しています。
移植栽培の利点は、播種~育苗、定植~収穫と2ステージに分けたときに、播種~育苗期という大切な時期をを人間の手で集約管理できるところです。
そして、1回転の半分以上を育苗管理するため、在圃期間が短くて済むので、効率的に回転数を増やすことが可能です。
熊本で同様の方法をしている農家さんは1年で13回転しているということです。ちなみに去年泰阜村では最大6回転しました。
また、苗があれば、たとえ栽培に失敗してもやり直しが何回でもきくことも、トマトやナスなどの作物と違って大きく違うところでしょう。
さらに、ほうれん草は葉物であり、軽く、取り扱いが容易で、高齢化の進む泰阜村には向いている、ということも1つ上げられます。
標高が800m近くある(主に北の平島田地区)ために、夏でも夜温が低くなり、昼夜の温度差が大きくなる。
この条件は美味しい作物ができる条件でもあります。
以上の理由があるので、昨年夏場のほうれん草栽培が失敗に終わってしまったのこともあり、今年1年かけてじっくり夏場のほうれん草を中心とした検証を行い、確立に向けた土台、さらにはその確立に向けて頑張っていく、これが主な仕事内容になります。
このブログを楽しみにしている方々にはどう映っていたのでしょうか。
気になるところですが、これ以上書くと言い訳になるので、やめておきます。
さて、カテゴリーも「緑のふるさと協力隊」から「地域おこし協力隊」へ変わりました。
すなわち立場も変わったということです。
今までのと何が違うんだ?
ごもっともな疑問です。
大きく分けて2つの違いがあります。
1つ目は協力隊の受け皿と仕組みです。
今までの協力隊は、「地球緑化センター」というNPO法人(非営利法人)が主催する事業の一つで、
毎月5万円という生活費を村から地球緑化センターを通じてもらい、生活をしていました。
活動に対する報酬は0円=ボランティアであり、その代わり家賃、光熱水道費、区費等の交際費、ガソリン代
は村が負担してくれていました。車も村の公用車を使わせてもらっていました。
地域おこし協力隊とは、総務省=国が主催する事業の1つで、協力隊に来てもらいたい自治体が個々に申請し、募集をかけます。
総務省は何をするかというと、募集をかけた自治体に対し、人件費や活動にかかる経費をあわせて最大350万円までを後で財政的な支援をするのです。
ポイントは「後で」というところであり、「最大350万円」というところです。
つまり、状況によっては支援は0~350万円と幅があるということなのです。
この辺は僕は詳しいことはわかりませんが、そういうことです。
この辺を周りの人に説明するのにいつも苦労するのですが、今回の僕の立場は、総務省の主催する
「地域おこし協力隊」であり、役場の「嘱託職員」でもあります。
募集をかけた役場の所属になるので、今回は嘱託職員という扱いになっています。
今までとは違い、給与が支給されるため、今まで村のお世話になっていた家賃、光熱水道費、区費等交際費は自己負担となります。
ただ、活動上必要な車及びガソリン代に関しては、引き続き村でお世話になります。
また、活動もボランティアから仕事へと変化したので、今までのようにふらっとお宅訪問出来ません。
この変化は大きくて、束縛感があり、息苦しいですがしょうがないです。
休みは土日祝なので、何とか隙をみて梨久保、漆平野へあいさつ回りをしたいと考えています。
で、一体お前は何をこれからしていくんだ、と質問内容は変化していきます。
これもごもっともな疑問でしょう。
結論から言うと、「泰阜村の農業を新しい方向から活性化させるための活動をしていく」
といったことでしょうか。
自分で書いて恐ろしく例えが下手なことに驚愕しているところではありますが、説明を続けます。
具体的には、「泰阜村で若い人が農業でも生活していけるモデルケースを作る」ということです。
(こっちをたとえに使えばよかったな)
今年は去年やすおか村産直組合で取り組みを始めた、ほうれん草の周年栽培、そして主に夏場のほうれん草栽培を確立するための研究、検証栽培等々をやっていきます。
で、この活動に関しても、緑の協力隊の時と同様に月1回全村民向けの広報誌を発行していきます。
なぜほうれん草なのか。これもよく聞かれます。
ほうれん草というのは、本来冬場の野菜であり、夏場のほうれん草は旬とは正反対の時期なので、栽培が難しいのですが、需要があるために単価が冬場よりうんと高いのが特徴です。
難しい、といっても栽培出来ている場所は全国何箇所とあるのですが、泰阜村ではほうれん草の「移植栽培」という他とは違う栽培方法を展開しています。
移植栽培の利点は、播種~育苗、定植~収穫と2ステージに分けたときに、播種~育苗期という大切な時期をを人間の手で集約管理できるところです。
そして、1回転の半分以上を育苗管理するため、在圃期間が短くて済むので、効率的に回転数を増やすことが可能です。
熊本で同様の方法をしている農家さんは1年で13回転しているということです。ちなみに去年泰阜村では最大6回転しました。
また、苗があれば、たとえ栽培に失敗してもやり直しが何回でもきくことも、トマトやナスなどの作物と違って大きく違うところでしょう。
さらに、ほうれん草は葉物であり、軽く、取り扱いが容易で、高齢化の進む泰阜村には向いている、ということも1つ上げられます。
標高が800m近くある(主に北の平島田地区)ために、夏でも夜温が低くなり、昼夜の温度差が大きくなる。
この条件は美味しい作物ができる条件でもあります。
以上の理由があるので、昨年夏場のほうれん草栽培が失敗に終わってしまったのこともあり、今年1年かけてじっくり夏場のほうれん草を中心とした検証を行い、確立に向けた土台、さらにはその確立に向けて頑張っていく、これが主な仕事内容になります。
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プロフィール
HN:
kazu
年齢:
39
性別:
男性
誕生日:
1986/05/08
職業:
地域おこし協力隊(役場嘱託職員)
自己紹介:
新たに地域おこし協力隊を2名加えて、総勢3名で取り組んでいるほうれん草栽培をメインとした村おこし。
今年はなんとしても夏ほうれん草を成功させて、成功モデルケースの土台を固めたいところです。そのためにも、みんなで力を合わせて良い状況に持って行きたいです!
今年はなんとしても夏ほうれん草を成功させて、成功モデルケースの土台を固めたいところです。そのためにも、みんなで力を合わせて良い状況に持って行きたいです!
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