何もないところがいいところ。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
本来の順序なら、まず最初に立場が変わったこと、泰阜へ戻ってきたこと等を書くべきところを、活動とは全く関係ないことをブログを通じて発信していました。
このブログを楽しみにしている方々にはどう映っていたのでしょうか。
気になるところですが、これ以上書くと言い訳になるので、やめておきます。
さて、カテゴリーも「緑のふるさと協力隊」から「地域おこし協力隊」へ変わりました。
すなわち立場も変わったということです。
今までのと何が違うんだ?
ごもっともな疑問です。
大きく分けて2つの違いがあります。
1つ目は協力隊の受け皿と仕組みです。
今までの協力隊は、「地球緑化センター」というNPO法人(非営利法人)が主催する事業の一つで、
毎月5万円という生活費を村から地球緑化センターを通じてもらい、生活をしていました。
活動に対する報酬は0円=ボランティアであり、その代わり家賃、光熱水道費、区費等の交際費、ガソリン代
は村が負担してくれていました。車も村の公用車を使わせてもらっていました。
地域おこし協力隊とは、総務省=国が主催する事業の1つで、協力隊に来てもらいたい自治体が個々に申請し、募集をかけます。
総務省は何をするかというと、募集をかけた自治体に対し、人件費や活動にかかる経費をあわせて最大350万円までを後で財政的な支援をするのです。
ポイントは「後で」というところであり、「最大350万円」というところです。
つまり、状況によっては支援は0~350万円と幅があるということなのです。
この辺は僕は詳しいことはわかりませんが、そういうことです。
この辺を周りの人に説明するのにいつも苦労するのですが、今回の僕の立場は、総務省の主催する
「地域おこし協力隊」であり、役場の「嘱託職員」でもあります。
募集をかけた役場の所属になるので、今回は嘱託職員という扱いになっています。
今までとは違い、給与が支給されるため、今まで村のお世話になっていた家賃、光熱水道費、区費等交際費は自己負担となります。
ただ、活動上必要な車及びガソリン代に関しては、引き続き村でお世話になります。
また、活動もボランティアから仕事へと変化したので、今までのようにふらっとお宅訪問出来ません。
この変化は大きくて、束縛感があり、息苦しいですがしょうがないです。
休みは土日祝なので、何とか隙をみて梨久保、漆平野へあいさつ回りをしたいと考えています。
で、一体お前は何をこれからしていくんだ、と質問内容は変化していきます。
これもごもっともな疑問でしょう。
結論から言うと、「泰阜村の農業を新しい方向から活性化させるための活動をしていく」
といったことでしょうか。
自分で書いて恐ろしく例えが下手なことに驚愕しているところではありますが、説明を続けます。
具体的には、「泰阜村で若い人が農業でも生活していけるモデルケースを作る」ということです。
(こっちをたとえに使えばよかったな)
今年は去年やすおか村産直組合で取り組みを始めた、ほうれん草の周年栽培、そして主に夏場のほうれん草栽培を確立するための研究、検証栽培等々をやっていきます。
で、この活動に関しても、緑の協力隊の時と同様に月1回全村民向けの広報誌を発行していきます。
なぜほうれん草なのか。これもよく聞かれます。
ほうれん草というのは、本来冬場の野菜であり、夏場のほうれん草は旬とは正反対の時期なので、栽培が難しいのですが、需要があるために単価が冬場よりうんと高いのが特徴です。
難しい、といっても栽培出来ている場所は全国何箇所とあるのですが、泰阜村ではほうれん草の「移植栽培」という他とは違う栽培方法を展開しています。
移植栽培の利点は、播種~育苗、定植~収穫と2ステージに分けたときに、播種~育苗期という大切な時期をを人間の手で集約管理できるところです。
そして、1回転の半分以上を育苗管理するため、在圃期間が短くて済むので、効率的に回転数を増やすことが可能です。
熊本で同様の方法をしている農家さんは1年で13回転しているということです。ちなみに去年泰阜村では最大6回転しました。
また、苗があれば、たとえ栽培に失敗してもやり直しが何回でもきくことも、トマトやナスなどの作物と違って大きく違うところでしょう。
さらに、ほうれん草は葉物であり、軽く、取り扱いが容易で、高齢化の進む泰阜村には向いている、ということも1つ上げられます。
標高が800m近くある(主に北の平島田地区)ために、夏でも夜温が低くなり、昼夜の温度差が大きくなる。
この条件は美味しい作物ができる条件でもあります。
以上の理由があるので、昨年夏場のほうれん草栽培が失敗に終わってしまったのこともあり、今年1年かけてじっくり夏場のほうれん草を中心とした検証を行い、確立に向けた土台、さらにはその確立に向けて頑張っていく、これが主な仕事内容になります。
このブログを楽しみにしている方々にはどう映っていたのでしょうか。
気になるところですが、これ以上書くと言い訳になるので、やめておきます。
さて、カテゴリーも「緑のふるさと協力隊」から「地域おこし協力隊」へ変わりました。
すなわち立場も変わったということです。
今までのと何が違うんだ?
ごもっともな疑問です。
大きく分けて2つの違いがあります。
1つ目は協力隊の受け皿と仕組みです。
今までの協力隊は、「地球緑化センター」というNPO法人(非営利法人)が主催する事業の一つで、
毎月5万円という生活費を村から地球緑化センターを通じてもらい、生活をしていました。
活動に対する報酬は0円=ボランティアであり、その代わり家賃、光熱水道費、区費等の交際費、ガソリン代
は村が負担してくれていました。車も村の公用車を使わせてもらっていました。
地域おこし協力隊とは、総務省=国が主催する事業の1つで、協力隊に来てもらいたい自治体が個々に申請し、募集をかけます。
総務省は何をするかというと、募集をかけた自治体に対し、人件費や活動にかかる経費をあわせて最大350万円までを後で財政的な支援をするのです。
ポイントは「後で」というところであり、「最大350万円」というところです。
つまり、状況によっては支援は0~350万円と幅があるということなのです。
この辺は僕は詳しいことはわかりませんが、そういうことです。
この辺を周りの人に説明するのにいつも苦労するのですが、今回の僕の立場は、総務省の主催する
「地域おこし協力隊」であり、役場の「嘱託職員」でもあります。
募集をかけた役場の所属になるので、今回は嘱託職員という扱いになっています。
今までとは違い、給与が支給されるため、今まで村のお世話になっていた家賃、光熱水道費、区費等交際費は自己負担となります。
ただ、活動上必要な車及びガソリン代に関しては、引き続き村でお世話になります。
また、活動もボランティアから仕事へと変化したので、今までのようにふらっとお宅訪問出来ません。
この変化は大きくて、束縛感があり、息苦しいですがしょうがないです。
休みは土日祝なので、何とか隙をみて梨久保、漆平野へあいさつ回りをしたいと考えています。
で、一体お前は何をこれからしていくんだ、と質問内容は変化していきます。
これもごもっともな疑問でしょう。
結論から言うと、「泰阜村の農業を新しい方向から活性化させるための活動をしていく」
といったことでしょうか。
自分で書いて恐ろしく例えが下手なことに驚愕しているところではありますが、説明を続けます。
具体的には、「泰阜村で若い人が農業でも生活していけるモデルケースを作る」ということです。
(こっちをたとえに使えばよかったな)
今年は去年やすおか村産直組合で取り組みを始めた、ほうれん草の周年栽培、そして主に夏場のほうれん草栽培を確立するための研究、検証栽培等々をやっていきます。
で、この活動に関しても、緑の協力隊の時と同様に月1回全村民向けの広報誌を発行していきます。
なぜほうれん草なのか。これもよく聞かれます。
ほうれん草というのは、本来冬場の野菜であり、夏場のほうれん草は旬とは正反対の時期なので、栽培が難しいのですが、需要があるために単価が冬場よりうんと高いのが特徴です。
難しい、といっても栽培出来ている場所は全国何箇所とあるのですが、泰阜村ではほうれん草の「移植栽培」という他とは違う栽培方法を展開しています。
移植栽培の利点は、播種~育苗、定植~収穫と2ステージに分けたときに、播種~育苗期という大切な時期をを人間の手で集約管理できるところです。
そして、1回転の半分以上を育苗管理するため、在圃期間が短くて済むので、効率的に回転数を増やすことが可能です。
熊本で同様の方法をしている農家さんは1年で13回転しているということです。ちなみに去年泰阜村では最大6回転しました。
また、苗があれば、たとえ栽培に失敗してもやり直しが何回でもきくことも、トマトやナスなどの作物と違って大きく違うところでしょう。
さらに、ほうれん草は葉物であり、軽く、取り扱いが容易で、高齢化の進む泰阜村には向いている、ということも1つ上げられます。
標高が800m近くある(主に北の平島田地区)ために、夏でも夜温が低くなり、昼夜の温度差が大きくなる。
この条件は美味しい作物ができる条件でもあります。
以上の理由があるので、昨年夏場のほうれん草栽培が失敗に終わってしまったのこともあり、今年1年かけてじっくり夏場のほうれん草を中心とした検証を行い、確立に向けた土台、さらにはその確立に向けて頑張っていく、これが主な仕事内容になります。
PR
この記事にコメントする
カレンダー
03 | 2024/04 | 05 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | |
7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 |
14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 |
28 | 29 | 30 |
リンク
カテゴリー
フリーエリア
最新コメント
[05/14 backlink service]
[11/11 takerururu]
[10/25 おしに]
[10/23 おしに]
[10/17 takerururu]
最新記事
(04/22)
(02/24)
(02/20)
(02/20)
(02/20)
最新トラックバック
プロフィール
HN:
kazu
年齢:
37
性別:
男性
誕生日:
1986/05/08
職業:
地域おこし協力隊(役場嘱託職員)
自己紹介:
新たに地域おこし協力隊を2名加えて、総勢3名で取り組んでいるほうれん草栽培をメインとした村おこし。
今年はなんとしても夏ほうれん草を成功させて、成功モデルケースの土台を固めたいところです。そのためにも、みんなで力を合わせて良い状況に持って行きたいです!
今年はなんとしても夏ほうれん草を成功させて、成功モデルケースの土台を固めたいところです。そのためにも、みんなで力を合わせて良い状況に持って行きたいです!
ブログ内検索
カウンター
アクセス解析
現在の閲覧人数
フリーエリア