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今日は休みの日でしたが、午前午後と来客のため、役場やほ場へ居ました。

午後仕事が終わって、飯田へ買い物に。
ついこないだオープンした、バローというスーパーへ寄ってみました。
入り口に入ってまず目にしたのは、「新たまねぎ1コ28円」「じゃがいも1コ58円」というお買い得野菜。
さらには、「小松菜1袋58円、2袋98円」という謳い文句が録音テープから流れていました。

同じ葉物を作っている身としては、1袋58円の売値がいかに安いかはよく分かるし、悲しい気持ちに
なりました。消費者だけが良い思いをして、生産者がなぜ損をしなければならないのか、と。

ただ、この考え方は一方に偏重していて、公明正大ではないなと思いました。
1コ28円の玉ねぎや1袋58円の小松菜がなぜその値段で売られているのか、ということを考える
必要があります。

1つは、生産過剰で市場も飽和状態、買い手がおらず原価割れでも捨てるよりはまし、という
ものを大量にスーパーが買い入れ、安値で販売する。
これが一番考えられる理由です。消費者が飛びつく手っ取り早い方法は値下げです。

もう1つは、需要がないにもかかわらず作ってみて、売るに売れず困って売りさばいた結果、という
こと。「なんとかなる」と見切り発車してしまうと、こういうことになる可能性はありますが、今回の
場合は、じゃがいも、たまねぎ、小松菜といずれもポピュラーな野菜ばかり。可能性は低そうです。

ようは、安く売られていることが悪ではないんです。安売りは消費刺激の基本要素だと思います。

作る側は作ると同時に、売る努力をしていかなければいけない。自分の作ったものが他のものと
比べてどう違うのか、アピールしていかなければいけない、と思います。
その努力をせずに、ただできたものを出荷してはいおしまい、ではこれからはだめです。

では逆に高く売ることは良いのでしょうか。それも違うでしょう。

うーん、モノの価値ってなんなんでしょうかね。
同じ値段でも、高いと思う人もいれば、むしろ安いと思う人もいる。その逆も然り。

最終的には安売りされるのは、生産者側にも非がある、という結論に至った?訳ですが。
そもそもスーパーの青果の位置づけは客寄せなので、多少原価割れしても構わないんですよね。
だから泰阜村のような小規模生産には合わないんですが。

いろいろ考えさせられる買い物でした。




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無題
そうだよね。
安くないと買わない!
スーパーではそういった現象だと思います。
僕たちだって家電品は「品質の良さ」<「安さ>
って部分あるから。

そういう意味で作る努力で「品質」を向上させて
「販売努力」でいい市場を見つけないといけないのでしょうね。
「いい市場」はもう国内じゃなく「C国」かもしれないけど・・・
おしに 2011/06/03(Fri)23:03:02 編集
Re:無題
そもそもスーパーってそういう販売方法ですよね、基本的に。
大衆向けというか、安さで勝負、といったところがあると思います。
小規模生産の産地では到底太刀打ちできません。
小規模産地でも品質のよいものを作って販売努力をしていけば、活路は必ず見いだせます。今度また販路開拓に乗り出しますよ!
【2011/06/04 00:17】
無題
物の定価って不思議です。
カンボジアは定価が無いようなもんだったから
自分がいいと思うもの多少高くても買い、
あまりと思えばがぜん値切り落とします。
あるとき、靴ってもサンダルだけど、買いたくて
カンボジア人の女の子に「だいたいどれくらい?」って聞いたら
前述のように言われて、改めて「定価」ってものを考えさせられた。
高くても買う人もいるし、安くても買わない人もいる。
重用なのはターゲットを絞ることだと思います。
kyoko 2011/06/04(Sat)21:43:54 編集
Re:無題
よく「希望小売価格」って表示あるけど、それがいわゆる定価なのかね?
そう、だからモノの価値なんて、一定にできないんだよね、人間ひとりひとりがみんな違うように。
でも一定にできないとしても、そのモノの価値を訴えることはできるわけで。
それに共感してくれるヒトは高くても買うし、逆もある。ターゲットを絞る、これはかなりポイントかもしれんねぇ。
【2011/06/04 23:51】
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1986/05/08
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新たに地域おこし協力隊を2名加えて、総勢3名で取り組んでいるほうれん草栽培をメインとした村おこし。

今年はなんとしても夏ほうれん草を成功させて、成功モデルケースの土台を固めたいところです。そのためにも、みんなで力を合わせて良い状況に持って行きたいです!
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