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14日から2泊3日で千葉県旭市にあるかんぽの宿にて「農事気象学会 秋季研修会」に参加してきました。
この会は、学者の集まりではなく、農家さんを中心とした農業関係者の集まりであり、勉強会です。

農業に生かすための天気予測を毎年福島の斉藤先生監修のもと作成され、この研修会で発表されます。
今年の夏の猛暑は、天気予測の中にはありませんでしたが、気象庁でさえ観測史上初という異常気象
であり、過去の災害暦や旧暦、五行、九星配置から見ても予測は難しかったのだろう、と推測されます。
ただ、冷夏でなかったのは作物にとってはよく、いい意味でずれてくれたと思います。

今日の午後からは、過疎対策職員研修会ということで約半年ぶりに東京へ足を運びました。
23年も東京に住んでいたせいもあって、全く違和感なくすんなり馴染めた自分がちょっと情けなかった
ですが(笑)
気象学会を途中で抜けての参加でしたが、こちらも間に合わず第二部からの参加となりました。
参考になったのが、島根県海士町(あまちょう)の町長さんの話。
泰阜は陸の孤島ですが、海士町は本当に孤島です。
また泰阜と状況が似ているため、共感できる点が多く、非常に参考になりました。

明日も午前中はこの研修会に参加してきます。
その後は火曜まで休暇で実家に戻っています。多分戻っている間もブログは更新すると思います。
デジカメの写真を取り込むコードやらカードリーダーを忘れたのが悲しい。。。

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昨日、ついにやすおか太鼓15周年公演が行われ、無事終えることが出来ました。
振り返れば年明け頃から公演に向けた練習をはじめ、ここ数ヶ月は週3,4日の練習とまさに
太鼓漬けの日々を送っていましたが、振り返れば長いようであっという間の時間だったなぁ
とつくづく感じています。

当日は地元のみなさんをはじめ、村外からも多くの方に足を運んでいただき、太鼓演奏を盛り上げて
いただきました。
僕自身も緊張というより、心地よさを感じながら太鼓を打つことが出来ました。

印象的だったのは、午前中のリハーサルを見ていた関係者の方が感極まって涙を流していたとの
こと。太鼓はただ打つだけでなく、その音色、雰囲気が人の心をも打つことを知りました。
太鼓に出会えたことに本当に感謝です。

演奏終了後も、同期の協力隊の黒ちゃんがわざわざ静岡から足を運んで演奏を聞きに来てくれた
し、産直組合長さんから南信濃の知り合いの方まで本当ありがたいなぁと思いました。

ただ、残念だったのが演奏中にフラッシュをたいて撮影をしていた方が多かったこと。
気が散ってしまう原因なので、それがなければ最高だったと思います。

なにはともあれ無事公演を終え、気持ちが少し落ち着きました。
今までは公演に向けての太鼓の練習でしたが、これからは太鼓をやるにあたっての原点の気持ち
である「楽しむ」ことにシフトできれば、と思います。

公演に足を運んでいただいた方、ありがとうございまいした!
これからも応援よろしくお願いします!!
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台風も気づかないうちに長野を過ぎて、その後うんと暑くなるのかと思ったら、暑いには暑い
ものの、朝夕がうんと秋らしい季節となってきました。

さて、明日いよいよやすおか太鼓15周年記念公演が行われます。
これまで、やすおか太鼓をはじめとしてメンバーは必死に練習を積み重ねてきました。
その成果をすべて出し切って、良い公演にできればいいなぁと思っていますし、良い公演
にします。

今日の昼から、母親と妹が太鼓を見にわざわざ泰阜まで来てくれています。
また、去年の協力隊同期も明日、静岡から足を運んでくれるとのこと。嬉しい限りです。

当日券も多数用意しているようなので、今からでもちょっと興味を持ってくれた方は
是非明日おいでなんしょ!

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EMとは「有効微生物郡」のことで、沖縄琉球大学の比嘉照夫教授が土壌改良用に開発した微生物資材
です。
農業分野だけではなく、環境浄化や建築関連にも使用されている汎用性の高さも特徴です。

実は泰阜村でもこのEMを使って果樹を栽培している方がいて、EMを使うことで肥料もほとんど使わなく
なったにもかかわらず、病虫害による被害は激減するとのこと。
EMとイコールではないものの、やはり僕が興味を持っていたこの農法と導入部分では共通点がある
ようです。
この農法は、偶然にも現代農業8月号に掲載されていました。近々買う予定です。

突然なんでEM?となるかもしれませんが、このEMの話を聞いて、これはもしかしたらホウレンソウや
来年度から取り組む干し柿生産にも利用できるのではないだろうか、と思ったからです。

早速今日果樹農家さんに分けてもらった「ストチュウ」という酢や焼酎などの食品を使った天然農薬をホウレンソウ畑に散布しました。
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虫の駆除というよりは、予防に効果があるということなので、定植してから活着後に使用できるとのこと。
原料は食品なので安全性に問題なく、また農薬と違って人体に影響がないのも魅力です。
経費の面からしても安価に生産できるので、もしEMで高品質ホウレンソウ生産が出来たら、法人化後の
経営面から見てもとても心強いです。

理想は、EM栽培をホウレンソウ栽培の導入部分と位置づけ、最終的にはこの農法のような形にもっていき
たいと思っています。

結局農業はそこにあった自然を破壊して営まれるもの。
ただ自然の摂理にあわせた農業であれば、無理なく継続して続けられます。
そこに無理が生じるために、いろいろな障害が起こってしまうわけです。
そうしないために、微生物の力は存分に利用するべきで、土作りの基本もやはりいかに多様性を保つか、
いかに微生物が活発に活動できる環境を作るか、にあります。

まぁ理論をいくら語っても実際に出来なければなんの意味もないんですがね(笑)

余談ですが、今朝白菜の苗を見に行ったら面白く露が付いていました。というか露なのか?
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毎日毎日暑い、本当に。
空は綺麗な青。月も見えてなんかいい。
IMG_9989_ks.jpg
定植後のホウレンソウがうまく育たない原因の1つに土壌の養分バランスが崩れているのでは、と
ふと思い立って、ミネラル化石を発掘しに行ってきました。
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1畝あたり9袋(約90kg)を入れ、耕耘機でかっからしました。
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対照区を設けて、入れたところ入れていないところとでどう違うのか、比較してみます。
定植後の潅水に使う水にも、ミネラル化石を使用。
一度タンクに溜めてから使うのですが、そのタンク内にも大きな化石をどんどん入れて水に
溶かして使いました。
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根の活動を活発にさせるための資材もミネラル化石と一緒に散布。
1畝あたり335g使用。
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苗も、定植前に一度「ドブ漬け」((ドブにつけるわけじゃないです)=水に漬ける)処理をしてから
定植します。定植後の活着を促すためには、根が張るまでの間水を切らしてはいけません。
でも多すぎてもいけません。この加減が直播でも移植でも難しい。
IMG_9998_ks.jpg
このときも、根の発根を促進させる資材、そして新たに新陳代謝を促進させる資材を混ぜ込んで
ドブ漬けしています。
苗も今まではもっと大きくなってから植えていましたが、やや小さい(本葉2~3枚)状態で植えました。
大きくなってから植えると、葉が土に埋まったり、体積が大きいために日中の呼吸も活発となり、体力が
消耗されてへたりやすいなどが小さい苗で植える理由です。

4月からホウレンソウ栽培一辺倒という位休みも関係なくほぼ毎日ホウレンソウをやってきました。
しかし、それでもホウレンソウが思うように行かないのはなぜか。
「木を見て森を見ず」ではなく「木を見ずして森を見ていた」のだと言うことだと
思います。

結局のところ、外枠ばかりに目が行って細かな配慮が欠如していたのだと。
もっとホウレンソウの側に立って細かな変化にも気づき、それに対して敏感に反応して対処していれば
もっとうまくいっていたのかもしれません。観察力が欠けていました。

今年は気象庁も認めたいわゆる「異常気象」なわけですが、とはいえ夏はいずれ過ぎ、秋冬と季節は
移り変わります。まさに秋冬はホウレンソウにとっての旬です。
と同時に夏場のホウレンソウについて試験が出来る期間も限られてきている、ということです。

今回取り組んだミネラル化石の使用は、悪い結果にはならないと思っています。
今まで異常に細かな部分にまで気を使ってやっていることも理由の1つです。

残り少ない時間で出来ることを積極的にやって、来年度はうんとホウレンソウで儲けられるような形に
もっていきたいです。

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プロフィール
HN:
kazu
年齢:
38
性別:
男性
誕生日:
1986/05/08
職業:
地域おこし協力隊(役場嘱託職員)
自己紹介:
新たに地域おこし協力隊を2名加えて、総勢3名で取り組んでいるほうれん草栽培をメインとした村おこし。

今年はなんとしても夏ほうれん草を成功させて、成功モデルケースの土台を固めたいところです。そのためにも、みんなで力を合わせて良い状況に持って行きたいです!
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