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何もないところがいいところ。
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いよいよ待ちに待った(本当に)初定植!
水をだだくさと打った畝はすぐには入れません。(地面がぐちゃぐちゃで足がとられてしまう)
1日~2日置いておいて、水打ちによってやや硬くなった表面を少しだけ耕耘します。
eccc77d5.jpeg 601d0f33.jpeg
その後レーキで整地作業です。
e3d1d189.jpeg
トビを構える時の格好のように鎮圧ローラーに棒を突っ込みます。
そうそう、一度表面を耕した跡そのままだと、水分蒸発が激しくせっかく地下水とつなげた意味がなくなってしまいます。そのため、ソイルブロックを植える位置を決めるポッチのついたやや重いローラーを転がして
表面を締めます。そうすることで地表からの水分蒸発を少なくします。
3236c3ad.jpeg 2fc0d8e7.jpeg 411b22e1.jpeg
整地が甘かったり乾いていたりすると、付くポッチも曖昧になります。(もともとポッチが浅いのもあるのですが)
本来なら奥だけで活着するのですが、少し掘って植えた方が活着は良い、ということなので、少し掘って植えて
います。
こうやって、1個1個ブロック状に取れるんですよね。面白いです。


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TEISHOKU!ローマ字で書くとカッコよく見えてしまう今日この頃。
やっとほうれん草の初定植を迎えることが出来ました。
段取りが悪く、苗が出来ているのに畑が出来ていない状態が続いていて、急ピッチで畑を準備しました。
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畝と通路へだだくさと水を流し込み、地下水とつなげています。
地下水とつなげることで毛細管現象により地表へ地下水が上がってくるので、地表が濡れていなくても地中は
濡れていて、潅水の手間が省けるだけでなく、地温を下げてくれる効果もあります。
本来通路潅水は定植直後にやると活着がスムーズに行くとのことでしたが、とにかく急いで地下水へつなげ
たかったので、畝上、通路、それに地下へいけたリーキパイプからとトリプルアタックによって
つなげました。
562f38aa.jpeg
水を打つ前に、(実際は少し打ってから気づいてまきましたが(笑))連作障害(アンモニアガスによる根傷み)
を防ぐ資材を水に溶かして潅水しました。
水を打つ前にやると、地下水とつながると同時に畝全体に行き渡ります。
地中にパイプを埋設する作業をしていたとき、去年作っていたトマトの残根が多く見られたので、効果を
発揮してくれると思います。
次はいよいよ定植です!



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ソイルブロックを間近に見ると面白いです。こういう植え方をしている人は殆ど居ないので、
初めて見た人は興味津々にまじまじとその様子を見ています。美味しそう、なんていう人もいます。
446b12ef.jpeg
生チョコか何か?いえいえ、ソイルブロックですよ。
規則正しくブロックが並んでいます。その中心に種をまいています。
本来なら自動で種もまいてくれるのですが、そこが壊れているので種まきは手作業です。
数をこないしているので、みんな慣れっこです。
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これは「覆土」といって、種まき後に上に土を載せて主に種が乾きにくくする効果があります。
黄色味がかっているほうが、すくも土という目の細かい砂土です。
黒いほうがソイルブロックの主原料であるピートモスです。
水持ちは明らかにピートモスの方が高いので、初期発芽が揃い易いようです。
ただ、軽いので種子が根を張る時に踏ん張り切れず根ごと地表に出てしまうこともしばしば。
次はすくもとピートと半々くらいに混ぜた覆土でやってみようと思います。
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定植時期を迎えた苗です。やや遅いくらいです。
ソイルブロックを横から見ると、ほら根がびっしりとはみでているのが分かると思います。
根がしっかり張ればブロックも崩れにくくなり、定植がよりやりやすくなります。
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以前にも記事で書いたかもしれませんが、種皮をかぶったまま発芽してきたものです。
高温発芽をしめすもので、皮っかぶりともいいます。
皮をかぶらず芽吹いたものはかぶっているものに比べて根張りは良いです。
北小倉庫で発芽しなかったものが育苗管理ハウスにて発芽してきたものに多く見られる傾向があります。


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夏場に強いほうれん草の品種へ切り替えてから、また土の配合をソイルブロック向きに変えてから、
苗の出来は順調にきています。
6月13日の様子
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ほうれん草に限らず、植物は発芽するまでに先に根を伸ばしてから発芽します。
しかし、発芽温度が高すぎる(高温発芽)と、根が伸びきらずに先に芽を吹いてしまい、
根の伸長がままらないまま生長していきます。そういう苗は丈夫な苗とはいえません。
そのため、発芽に適した温度を一定に保つ北小倉庫で発芽までを管理します。
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左は発芽からずっと育苗センターで管理したもの。
右は一度発芽までを北小倉庫で管理したものを明島で管理しているものです。
低温発芽させたものは根の張りが先なので、生育はじっくり。その分しっかりした苗が出来ます。
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よく「根が鉢の底で巻いている位の苗が良い」ということを耳にしますが、それは間違いです。
鉢底で根が巻いている時点で定植適期が過ぎていると同時に、どんどん苗は老化していきます。
苗を選ぶときは一度鉢から苗を取り出し、根が底に巻いていないものを選ぶといいですよ。
育苗箱で作るときもそうで、根が底からでないように、光と空気が差し込むように少し高い位置
に育苗箱を置くことで、根は底から出にくくなります。



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ほうれん草の苗を作るうえで欠かせないのが、このピートモスです。
ピートモスとは、植物が長い年月をかけて堆積して出来た泥炭を脱水処理したものです。
非常に保水性が高い反面、酸性土壌なので、使用条件によってはpH調節が必要です。
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このピートモスは、乾くと撥水性(水をはじく性質)を持つため、その撥水性を打破させる(水をはじかなくする)ための前処理をするところです。
今までは写真の液体を袋に注入してなじませた後に開封していたのですが、結構手間なので、今回は最初
に開封した後に液体をかけてからなじませようと試みました。

3箇所ほど溝を作って、その中へ流し込んだのですが、やはり撥水性があって液体とピートモスが早速
分離してしまいました。これはこれで面倒だなぁと思うくらいに。
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こうなれば、と液体をすべてぶじまけて、コットンカバーをかけて隅からすこしずつ踏んで強制的になじませ
ました。
しばらくしてみると、ちゃんとしみこんでいたのでこれなら大丈夫かなぁと。
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何事も経験。やってみてわかるし、わかったことが肥やしになる。
経験って素晴らしいなぁ。



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プロフィール
HN:
kazu
年齢:
38
性別:
男性
誕生日:
1986/05/08
職業:
地域おこし協力隊(役場嘱託職員)
自己紹介:
新たに地域おこし協力隊を2名加えて、総勢3名で取り組んでいるほうれん草栽培をメインとした村おこし。

今年はなんとしても夏ほうれん草を成功させて、成功モデルケースの土台を固めたいところです。そのためにも、みんなで力を合わせて良い状況に持って行きたいです!
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