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今日は竹の子集荷初日!
協力隊としても、竹の子を幾らかでも出荷しなければ、と思い、朝早くから我科という集落にて
タケノコ掘りを行いました。
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左の写真に映っているのは、この道33年目のべてらんタケノコ掘師さんであります(笑
竹の子の出荷先である、NPO法人「だいち」さんの方にも来ていただき、実際の竹の子を
使って、出荷調整のやり方などを教わりました。
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傷物だとか、なかの節が見えてしまっているものは、泥が入り手間がかかるので規格外となります。
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この日は協力隊がだした、合計16kgの竹の子だけが出荷されました。
はちこの取り扱いも始めるつもりだ、ということで今後はちこの呼びかけも始めたいと思います。
また、この日は急遽だいちさんからのお誘いで、三重県にある株式会社アイカンさんへ、工場見学
に同行させていただきました。
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その日に集められたものをその日のうちに熱処理することで、やわらかい竹の子に仕上がるとのこと。
また、一番の要はpH調節で、pH値と殺菌時間は連動しているそうです。4.5前後が一番無駄なく殺菌
できるとのこと。いろいろと目からウロコ情報がありました。
アイカンさんは、8割方は受注加工であり、竹の子の加工自体は季節性もあり、また採算の面からも
「半分趣味だと思ってやらないと。仕事としてはできない」とのこと。

竹の子も表年裏年と収穫量が年々変動するものらしく、昨年は豊作だったとのこと。
昨年の猛暑に加えて今年の少雨、裏年が重なり、非常に量が少ないそうで、加工量も昨年の
1/3程度まで落ち込んでしまうという予測を立てています。
確かに年々これだけ大きく変動してしまうものが仕事として成り立つのは不可能に近い、という
のはうなずけます。

三重県の桑名市多度町というところへ行ったのですが、ここは竹山と言うにふさわしい、
山全てが竹という景色をみることができました。
今の時期にこれだけ黄色くなっているということは、昨年の猛暑や少雨によって根がうまく
伸びず、それでも次の子孫を残そうと竹の子を出した親竹が早い時期にエネルギーを消費して
しまった結果なのかなぁ、と窓越しに見ながら感じて三重県を後にしました。
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なにはともあれ貴重な体験ができてありがたい限りです。


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無題
33年目のへっぴりごしですね
kyoko 2011/05/04(Wed)22:34:57 編集
Re:無題
そうです(笑)
【2011/05/10 22:55】
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男性
誕生日:
1986/05/08
職業:
地域おこし協力隊(役場嘱託職員)
自己紹介:
新たに地域おこし協力隊を2名加えて、総勢3名で取り組んでいるほうれん草栽培をメインとした村おこし。

今年はなんとしても夏ほうれん草を成功させて、成功モデルケースの土台を固めたいところです。そのためにも、みんなで力を合わせて良い状況に持って行きたいです!
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