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月曜日風によって破れてしまったビニールハウスの天井を張り替えました。
男3人がかりで半日仕事です。(遮光ネットをたたんだりしたからね)
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ビニールを固定していたバネバネを取り外し、めくっていきます。
今日は時折強い風が吹いたので、勝手にめくれてしまうことも。
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新しいビニールを広げます。引っ張りすぎたり、突起のあるところにぶつかったりすると、新しいとは
いえ破れてしまうので注意が必要です。
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無事張り終えることができました。
急に新しいビニールになったから、ほうれん草たちも光が強くてびっくりしているかも!?


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twitterで浜松で軽トラ市が開催された、との話題で盛り上がっていました。

ここぞとばかりに話題に参加をしてやりとりさせていただいているうちに、京都で軽トラ市をするための
スペースが確保できた、との情報が。

泰阜村には菊芋があるし、ほうれん草だって今が旬なので、菊芋とほうれん草だけでも持っていくだけ
持ってみるのもいいのかなぁと。泰阜村だけではなく他のところからも物はでてくるわけだし。

泰阜村の菊芋を応援してくれている方からも「泰阜産菊芋と菊芋の本とでキクイモ料理の本でキクイモ
の普及活動もよろしく!」とのツイートをいただけました。

これはキクイモ担当大臣に一度相談してみるしかないですな。


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わずか10年ほどでインターネットが爆発的に普及し、パソコンも一家に1台から、1人1台、2台
所有が珍しくなくなってきたように思います。

ここ泰阜村でも当たり前のようにインターネットが使える環境にあることも、その証左になるのでは
ないでしょうか。

1,2年前でしょうか、中東の内紛を現地の人が当初数少ない通信手段の中で「twitter」
というコミュニケーションツールを使って連絡を取り合っていたことがニュースで流れていた
のを覚えています。
情報がリアルタイムで地球の裏側に住む人が知ることができる。このインパクトがあって記憶
に残っていたのでしょう。情報に国境も時差もないんですね。

泰阜村と東京とを昨年何度か行き来しました。特に9月以降は1ヶ月おきに東京へ足を運んで
いました。
その時に思ったのは、「泰阜村の1年間の変化が、東京では1ヶ月間の変化だ」ということを
感じました。
もしかしたら1年以上の変化が東京ではその10分の1,20分の1の短い間に起きているの
かもしれません。

変化の違いは簡単です。変化できる条件が整っているからです。人口が集中すればその人口
が生活するためのインフラ整備が行われ、仕事が生まれ、雇用が生まれ、お金が集まり、お金
を使う場ができ・・・
、とむしろ変化しない条件がないというか変化せざるを得ないのかと。

地方はその逆。だから変化が遅い、それだけです。

「都会から田舎に行くにもハードルが高い」
と言っていたのは、去年一緒に協力隊として泰阜村で活動した舟橋さん。
田舎から都会へ行くハードルと同じようにその逆もしかり、ということで、僕もその通りだなぁ
と思います。

では、そのハードルを下げるにはどうすればいいのか。
1つに田舎から都会へ情報を発信することが挙げられるのではないかと。
泰阜村では、一昨年から緑のふるさと協力隊を受け入れ、短期プログラム、地域おこし協力隊、
大学間との交流も行っています。これもある種の情報発信です。
ただまだ発信先が限定的な気もします。

ニュースも起きてすぐに知るものと、数日経ってから知るものとでは鮮度が違います。
生でも食べれるような鮮度のよい刺身も、日が経てば加熱処理しないと食べられないなんてなんか
もったいないですよね。(もったいないはmottainaiとして世界に通用する日本語です)

前述したtwitterのように、鮮度のよい情報を瞬時に発信してみると面白いかなぁと思って、
一時ストップしていたtwitterをまた始めました。
泰阜の情報が世界に向けて発信できる、と考えるとなんかわくわくします。とはいっても日々の
活動や宣伝を「つぶやく」だけなのですが。

情報も溜め込むだけでなく、それを積極的に発信していく。

人間同士も、自分の考え(情報)を積極的に発信することで相手もそれに応えるように発信を
してくれます。これは泰阜村で学んだこと。

うーん、情報って奥深いなぁ。




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講談社新書 浅川芳裕著「日本は第5位の農業大国」読みました。
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mixiでこの本が話題になり、早速購入したものの、いつものように買って満足して
しまっていました(笑
しかし、今年は読書を通じていろんな考えに触れることで自分の考えを深めたい、との思いから
年明けから比較的サクサク読書が進んでいると思います。既に2冊目の読破は自分の中では
かなりのハイペースです。

本の内容の全てが本当かどうか、この本を通じただけでは調べようがありませんが、今まで日本の
農業は高い技術を持ちながらも世界的に見てなぜこんなにも良いように言われないのだろうか、と
漠然と思っていましたが、この本を読んで農業衰退論そのものが、国家レベルでの陰謀というか、
策略によって作られた幻想に近いものなのだ、といったところが垣間見えてとても参考になりました。

◯日本の自給率41%という数字はカロリーベースであり、生産額ベースだと60%にまで向上する。
そもそも他国で自国の自給率を計算している国は日本以外ない。
◯食料安全保障=自給率ではないこと
◯耕作放棄地が増えるのは、単にその場所が耕作に適さない場所であったことに加えて今ある農地
の生産性が飛躍的に向上しているため耕作放棄地の増加=農業の衰退では決してない
◯農業従事者の高齢化は、趣味的に農業を行っている大半の擬似農家のことを指し、統計上高齢化が
進んでいるように見えてしまうためで、第一次産業の行方を左右するほどの問題ではない
◯所得補償制度は農家の向上心を削ぐだけでなく、税金のバラマキであって、欧州で行われている
「所得の底支え」の意味での所得保障とは根本的に異なるもの

などなど、今まで当たり前だと思っていたことが当たり前ではないことばかりが書かれていました。
この本を読んで、大学の後輩が「日本の自給率を向上させたいと思って就農をを希望していたのに・・・」
と困惑気味に話をしていたことを思い出しました。

個人的に感心したのは、だいたいこの手の本は、その原因を追求し、批判や分析一辺倒に終わって
しまうものが多いのですが、著者がそれらを踏まえて内容の善し悪しは別として、その対案を示して
いること。計画(plan)がありその計画を実行するための行動(action)がなければ説得力にかけて
しまうというのは、泰阜村に来て教わりました。(村の人からではありませんが)

既に6,7冊読まれるのを待っている本があるので、読み終わり次第感想を述べていきますー

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ほうれん草の周年栽培において、夏の回転数をいかに増やすか、そして冬場の生育期間をいかに
短くするか、が課題の1つです。

今日は、以前保温効果があると聞いたふわふわ(不織布)と黒マルチの紹介です。
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まずはふわふわ。1ハウスまるごと被覆してみました。ここは特に冬場の日照時間が短く、気温・
地温共に1日を通じて低いです。そのため、こうした保温シートは幾らかの効果が期待できます。
ハウスの内側に結露して凍った水分が日中温められ、雨のように降ると、ほうれん草の周りの
泥がはねて葉を汚してしまいます。泥はね防止の効果も期待できそうです。
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次に黒マルチ。
昨日飯田の出張の帰りにカインズホームに寄って見つけました。既製品でこれだけぴったり
のマルチがあるとは正直驚きました。ぴったしかんかんです。
地温を高めるだけでなく、温めた地温の下がり方も緩やかになります。また光を通さないので
雑草防止にも効果があります。
最大の利点は潅水回数が大幅に減ること。水分蒸発量が減るためですが、潅水の手間は
想像以上。
マルチを敷く最初の手間はかかりますが、比較的安価(200mで2680円でした)で繰り返し使え、
省力化につながることを考えると、これはいいかもしれません。

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プロフィール
HN:
kazu
年齢:
38
性別:
男性
誕生日:
1986/05/08
職業:
地域おこし協力隊(役場嘱託職員)
自己紹介:
新たに地域おこし協力隊を2名加えて、総勢3名で取り組んでいるほうれん草栽培をメインとした村おこし。

今年はなんとしても夏ほうれん草を成功させて、成功モデルケースの土台を固めたいところです。そのためにも、みんなで力を合わせて良い状況に持って行きたいです!
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