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わずか10年ほどでインターネットが爆発的に普及し、パソコンも一家に1台から、1人1台、2台
所有が珍しくなくなってきたように思います。

ここ泰阜村でも当たり前のようにインターネットが使える環境にあることも、その証左になるのでは
ないでしょうか。

1,2年前でしょうか、中東の内紛を現地の人が当初数少ない通信手段の中で「twitter」
というコミュニケーションツールを使って連絡を取り合っていたことがニュースで流れていた
のを覚えています。
情報がリアルタイムで地球の裏側に住む人が知ることができる。このインパクトがあって記憶
に残っていたのでしょう。情報に国境も時差もないんですね。

泰阜村と東京とを昨年何度か行き来しました。特に9月以降は1ヶ月おきに東京へ足を運んで
いました。
その時に思ったのは、「泰阜村の1年間の変化が、東京では1ヶ月間の変化だ」ということを
感じました。
もしかしたら1年以上の変化が東京ではその10分の1,20分の1の短い間に起きているの
かもしれません。

変化の違いは簡単です。変化できる条件が整っているからです。人口が集中すればその人口
が生活するためのインフラ整備が行われ、仕事が生まれ、雇用が生まれ、お金が集まり、お金
を使う場ができ・・・
、とむしろ変化しない条件がないというか変化せざるを得ないのかと。

地方はその逆。だから変化が遅い、それだけです。

「都会から田舎に行くにもハードルが高い」
と言っていたのは、去年一緒に協力隊として泰阜村で活動した舟橋さん。
田舎から都会へ行くハードルと同じようにその逆もしかり、ということで、僕もその通りだなぁ
と思います。

では、そのハードルを下げるにはどうすればいいのか。
1つに田舎から都会へ情報を発信することが挙げられるのではないかと。
泰阜村では、一昨年から緑のふるさと協力隊を受け入れ、短期プログラム、地域おこし協力隊、
大学間との交流も行っています。これもある種の情報発信です。
ただまだ発信先が限定的な気もします。

ニュースも起きてすぐに知るものと、数日経ってから知るものとでは鮮度が違います。
生でも食べれるような鮮度のよい刺身も、日が経てば加熱処理しないと食べられないなんてなんか
もったいないですよね。(もったいないはmottainaiとして世界に通用する日本語です)

前述したtwitterのように、鮮度のよい情報を瞬時に発信してみると面白いかなぁと思って、
一時ストップしていたtwitterをまた始めました。
泰阜の情報が世界に向けて発信できる、と考えるとなんかわくわくします。とはいっても日々の
活動や宣伝を「つぶやく」だけなのですが。

情報も溜め込むだけでなく、それを積極的に発信していく。

人間同士も、自分の考え(情報)を積極的に発信することで相手もそれに応えるように発信を
してくれます。これは泰阜村で学んだこと。

うーん、情報って奥深いなぁ。




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無題
こないだ「雉も鳴かずば」っていうお話しを読んだんですよ。
田舎の息苦しさが集約されたお話だと思ったねぇ。ひでぇ話なんだ、あれ。


ネット環境も無い人は無いんだよ。使えない人は使えないし。都会でも僕の感覚では仕事場以外で頻繁に使う人は全体の4割強・・・。


ご老人は1割にも満たないでしょうね。


そんな人たちがどこで情報をキャッチするのか。
生涯学習センターや図書館を始め、公共施設なんじゃないかねぇ・・・。


公共施設がもっと開けた場所になるように努力していきたいねぇ。
暇やなぁ、と思ったらフラッと寄れるようなさ。

むぅ・・・本文と話がズレたなぁ、ごめんね。
takerururu 2011/01/20(Thu)21:33:20 編集
Re:無題
たしかにネット社会=すべての人がネットを使う、とは言えないもんね。

泰阜村には公共図書館はなくて、ふらっと寄って情報を集める場所も人もいないのが現実。なにせ昼間でも外を歩いている人を見るのが殆ど無いからね。

そんななかで果たしてそういう施設があっても利用する人がいるのか。
ないから利用できないだけで、ニーズはあるのかもしれないけどね。

今の泰阜村に必要なものはそういった施設ではないとは思っているよ。
もっと根本的な部分を変えていかないと、と思ってる。
【2011/01/20 23:01】
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1986/05/08
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地域おこし協力隊(役場嘱託職員)
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新たに地域おこし協力隊を2名加えて、総勢3名で取り組んでいるほうれん草栽培をメインとした村おこし。

今年はなんとしても夏ほうれん草を成功させて、成功モデルケースの土台を固めたいところです。そのためにも、みんなで力を合わせて良い状況に持って行きたいです!
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