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ほうれん草栽培について、毎年異なる課題にぶつかっては、それらをクリアしてきましたが、今年の
課題は、なんといっても「病気」。

4月に入るまではすこぶる順調で、収穫の手が回らないくらいでしたが、「べと病」の出現によって、
あれよあれよとそれが蔓延。かなりの量のほうれん草を破棄せざるを得ませんでした。

このべと病、葉の裏に灰褐色のカビが発生し、商品価値がなくなるものです。また、伝染性があり、
ひとまず発生すると、これを抑えるのは難しくなります。

苗の段階からべと病の気があり、全ての生産者の方の畑で発生しました。
このべと病に対して抵抗性のある種子を使っているにも関わらず発生した原因として考えられている
のは、「湿気」です。

水やりの量の多さ、育苗センターを閉めきることによる湿度の上昇、遮光の時間が早く、光合成能力
が低下し、新陳代謝が低下、病気に罹りやすい状態になった、などいろいろな原因が考えられます。

べと病に対しては、種まき時と苗の段階、畑に定植後の段階で農薬を散布しています。
原因を解決しない限り、農薬で抑えられたとしても根本的な解決にはならないのですが、現状
はっきりとした原因がわからない以上、農薬に頼らないといけない部分もあります。

骨を折って植えたほうれん草が、だんだんべと病に罹っていく姿を見るのは正直辛いもの。
今週に入って、べと病が完全に解決したわけではないものの、商品として出荷できるほうれん草が
収穫期を迎えました。安堵感もありますが、まだまだ気が引けない状態。

べと病の解決の糸口を探りながら、これからもほうれん草栽培に力を注いでいきます。

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HN:
kazu
年齢:
37
性別:
男性
誕生日:
1986/05/08
職業:
地域おこし協力隊(役場嘱託職員)
自己紹介:
新たに地域おこし協力隊を2名加えて、総勢3名で取り組んでいるほうれん草栽培をメインとした村おこし。

今年はなんとしても夏ほうれん草を成功させて、成功モデルケースの土台を固めたいところです。そのためにも、みんなで力を合わせて良い状況に持って行きたいです!
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