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例のソイルブロックでホウレンソウを年13回転させている(有)つじ農園の辻正之さん
今日メールをしました。

端的に言うと、
「一度直接会ってお話をしてみたい。圃場見学もしてみたい」
という旨を伝えるために、自分が泰阜村に来るまで、来た後の経緯、なぜ辻さんへ
メールをしたのか、といったことなどを長文ですが、書いてみました。
↓送信内容↓
ダウンロード(txt)

お忙しいようなのでメールがすぐに返ってくるかどうかはわかりませんが、とりあえず
アクションを起こしてみました。

なんだかんだ言っててもやってみないと何が起こるか、わからないしね!

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昨日はホウレンソウ専門に作っている原村の農家さん、小林金茂さんの畑を視察
させてもらいました。
25bc454f.jpeg bb152ce7.jpeg
小林さんの話し方、内容を見聞きする限り、苦労に苦労を重ねた結果今があり、だからこそ
自信に満ち溢れているんだろうな、と強く思いました。
IMG_9877_ks.jpg IMG_9880_ks.jpg
農協職員の方と小林さん   収穫の様子をやってくれました
IMG_9882_ks.jpg IMG_9883_ks.jpg
見事なホウレンソウでした  作業性も考えて品種を選んでいます
IMG_9885_ks.jpg
土は保水性・排水性共に優れています。(表面が乾いていても1cm程度。その下はウェット)
基本が「土作り」だということを痛感しました。

徹底した土作り、飽くなき努力、少人数でも効率よく種まきから収穫、出荷まで出来るように
考えながらする・・・
ハウス11棟、面積にして1.5haと、泰阜村の面積とは比較にならない(というか比較する意味
がない)ほど大きいですが、常にその時の状況を見ながら、適切な対処をしなくてはいけない
百姓は一番頭の使う、総理大臣よりも大変な仕事だと思います。
また、小林さんのような熱い農家さんが泰阜村にもう少しいたらどれだけいいか、とも思いました。


疑問点もあります。
「まずは草取りから」
ということでしたが、そもそも草のない状態が自然な状態なのかなぁと。
除草剤や土壌消毒と名を打って薬剤を使うこと自体を否定するわけじゃないけれど、
果たしてそれが自然なのか、と思うのです。


ただ、現実経験則のほうが「思う」という推測より断然説得力があるのは事実。
雑草をすきこんで栽培する方法もあるので、今後も引き続き試験をやっていきたいと思います。

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こちらにも記事が載っていましたが、今圃場で起こっている問題の1つにヨトウムシ(このあたりではキロジ
と呼ばれる)による食害があります。

僕の圃場にもちらほらみられていて、朝見に行くとホウレンソウの無残な姿を目にすることも。
IMG_9859_ks.jpg
まだ葉が綺麗なところをみると、どうも昨夜のうちに食害を受けた模様。
さっそくすぐ下の土をかいてみると、いました。ヨトウムシ。
IMG_9860_ks.jpg IMG_9861_ks.jpg IMG_9862_ks.jpg
漢字で書くと「夜盗虫」
まさに夜行性なので、昼間は土中で寝ています。
触ると丸くなる習性があり、1分もしないうちに身体を伸ばし、再び土中にもぐろうとします。
まぁ当然逃すわけもありませんが。

生産者の中にも同様の被害が出ており、農薬に頼らざるを得ない状況になっています。
しかし僕の圃場では農薬を使用することはしません。
別に無農薬にこだわるわけじゃなくて、原因がわからないままとりあえず農薬をしようする
ということをしたくないからです。

害虫が付く原因は硝酸態窒素(植物が利用する形になった窒素分)が多いことで起こります。
硝酸を減らせば、害虫の被害も減り、また収穫後の日持ちも良くなります。
雑草にあまり虫が付かないのは、硝酸が少ないためです。雑草より硝酸を減らせば、今度は雑草
が虫の餌食となります。そのため、雑草が多いから虫に食われる、という話にはなりません。

硝酸の少ない=苦くないホウレンソウが出来る前のちょっとしたハードル(虫の害)だと思ってます。
これを超えれば、必ず良いホウレンソウが採れるようになる、と思っています。

僕の目指す「低コスト、低労働力、高収益」型農業の手本がここにあります。
かなりこのサイトに刺激を受けています。(最近あまり見れていませんが)
興味のある方(しか見ていられないと思いますが)は是非!

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夕方、産直組合の萩本さん宅にて焼肉をご馳走になりました。
農芸塾構想の未来を祝して、おいしく焼肉をいただきました。

実際、泰阜村には何人も若い人が集まってきています。
協力隊をはじめ、萩本さんのところに研修生としてきている松平君、さらには信州大学農学部で
夏収イチゴの研究をしている宮崎大輔君、また消防の衆の中にも農業に興味のある人は
何人かいます。

こういう若い人の力、発想が泰阜村の未来を支えていくことはいうまでもありません。
村内外からの若い力を集めて泰阜村の第一次産業を「産業」として発展させるだけでなく、
結果として泰阜村の振興に力を発揮することができるよう、今から将来の構想を練る必要があるのです。

c51fc7ae.jpeg
必ず農芸塾を通じた地域振興が出来ると確信しています。頑張るぞい!

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定植後の活着が悪いため、必死になって植直しを進めてきましたが、ようやく1段落つきました。


苗作りは順調にきているとはいえ、やはりまだ1年目。完璧とまではいきません。
いかに根を張らせ、定植後の活着を促すか。今後の課題です。

IMG_9831_ks.jpg
先月28日に定植した畝。
ブロックを置くだけ、というソイルブロック苗の本来のやり方に帰ってやってみましたが、やはり活着
が悪くダメでした。これは苗ごと管理機ですき込んでいるところ。
IMG_9832_ks.jpg IMG_9833_ks.jpg IMG_9835_ks.jpg
畝の中央部に溝を作り、水を流しこんで地下水とつなげます。
こうすることで乾きにくくなり潅水の手間が減ります。
(最右翼(消防っぽい)写真は、8倍ズーム位で撮った写真。もうすぐ向こうへ到着!と思っていたら、
堰が決壊し水が通路へ流れでてしまいました・・・
IMG_9829_ks.jpg IMG_9830_ks.jpg
試験用の新たな資材も到着しました。
ソイルブロックに混ぜて使います。ようはカリ分の塊みたいなものです。N・P・K(窒素・リン・カリ)の
Kです。
カリは植物の新陳代謝に関わる要素なので、カリが効くと新陳代謝も活発化するため、植物の生長が
促進するだけでなく、ほうれん草のエグ味成分である硝酸態窒素の消化も促します。

最後に。
中国に行くと必ず食べるトマトと卵の炒め物。
ちょうどトマトと卵があったので、調べて作ってみました。
IMG_9838_ks.jpg
片栗粉の量が少なくて水の量が多かったために、ややとろみが少なかったですが、なかなか美味
でしたよ。
「cookpad」
www.cookpad.com/recipe/686243


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プロフィール
HN:
kazu
年齢:
39
性別:
男性
誕生日:
1986/05/08
職業:
地域おこし協力隊(役場嘱託職員)
自己紹介:
新たに地域おこし協力隊を2名加えて、総勢3名で取り組んでいるほうれん草栽培をメインとした村おこし。

今年はなんとしても夏ほうれん草を成功させて、成功モデルケースの土台を固めたいところです。そのためにも、みんなで力を合わせて良い状況に持って行きたいです!
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