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何もないところがいいところ。
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最近ブログあまり取り上げてこなかったホウレンソウは今どうなっているのでしょうか。
今後農藝塾が管理できることになった畑に植わっていたホウレンソウの収穫後の片付けと、草が
ぼーぼーになっていたハウスの草をすべて取り除く作業をしました。
IMG_0164_ks.jpg IMG_0166_ks.jpg
ただ、このまま土を耕して植える状態にするのは危険です。
というのも、雑草が生殖生長を終え大量の子孫(=種子)を落としているため、冬場はいいものの、
越冬して、来春以降草が大量発生することが予測できるわけです。
そのため、耕す前に、草焼バーナーで地表面を焼きまくります。土壌消毒や害虫駆除の効果も
あるので、一石三鳥くらいになります。

また、ソイルブロックで作っている苗も、pH調節のために消石灰を使っているのですが、結局のところ
消石灰の施用は、ピートモスに消石灰がまとわりついているためにpHがあがるだけの話で、潅水など
によってその効果が薄れていく可能性があることを知りました。
実際、老化苗の床土のpHを計測したところ、4.8と完全に酸性でした。
限界が5.5とされているホウレンソウにとってはまさに致命的です。
IMG_0168_ks.jpg IMG_0170_ks.jpg IMG_0171_ks.jpg
今後、播種後、どの段階でpHが下がっていくのか、経過観察をしていきます。
pHが落ちていくタイミングがわかれば、石灰でpH調節するタイミングがわかることになります。

たかがホウレンソウ、されどホウレンソウ。ホウレンソウはいつでも正直ですね。


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ビーバーの刃を替えるにあたって、替刃のことを「チップソー」というらしく、最初問い合わせたときに
聞いて、チェーンソーかなにかと間違えているのかと思って聞き返してしまいました(笑)

ちなみにタイトルの「チップバーン」とは、野菜や果樹、ホウレンソウでも起こる生理障害で、
主にカルシウム不足、窒素過剰などが原因で起こるものです。
SN3E0057.jpg
消耗品なので、刃のとがりも使用するにしたがって丸くなって切れ味が悪くなっていきます。

SN3E0058.jpg
「快斬」とはいかにも切れそうな刃ですね。

SN3E0059.jpg
取替え完了!ボルトの締める方向は、刃の回転方向と同じなので、回転により緩むことはありません。
確か車のタイヤとかも同じ原理だったと思ったけど。

最近夏場とはうって変わって雨の日が続いていますねー。
恵みの雨、といいたいところですが、外での作業が制限されるのが痛いところ。
早くこの替え刃で外の草刈をしたいのになぁー



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あー風邪。もう風邪。のどの痛み→鼻水→咳とステップアップ中。
食欲あるし、身体も問題ないからいいけれど、鼻水がー

今日は午前中ハウス内の草取り作業。半日かかってしまったorz
午後は東京へ行っている間につっちー他生産者の方達が寄り合ってばらしてくれた棚の単管を元の
場所へ運ぶ作業。
IMG_0143_ks.jpg
一番長い単管で5m、一番短い単管で50cm。
軽トラックにのると、結構長いことがわかるはず。
IMG_0145_ks.jpg
あれ、ちょっと短いのがあるじゃんwww
IMG_0144_ks.jpg

夕方から、明日のフォーラムに向けた打ち合わせ。結局文章化したりして終わったのは
ついさっきの9時。
明日は村外からも足を運んでくれる人がいるので、せっかくの時間を無駄にしないように
有意義な集まりにしたいと思います!


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休み明けの今日、早速手を付けたのは、修理中だった愛車の軽トラを受け取りに行ったこと。
いやー、見事に綺麗になりました。下のパンパー?の部分は傷は残っているのもの、支障ない
だろう、ということでそのままでした(笑)
メンテナンスもしてくれたようで、クラッチの踏み込みが軽い、ハンドルも軽い、そしてシートベルトを
伸ばす時の力も軽い、いろいろと軽くしてくれました。北部モーターズさんありがとうございました。

休み明け最初の仕事は、ホウレンソウの収穫作業。ちなみに私の畑ではありませんが。
見事なホウレンソウ、のように見えますが、虫害がひどく、ものになるのは半分程度です。
IMG_0107_ks.jpg
日の光にあたり、なんだか神秘的な雰囲気をかもし出すホウレンソウ達。幻想的ー
IMG_0105_ks.jpg
新たな虫を発見?ハエのようですが、太っていて動きが鈍くぜんぜん逃げません。
(ホウレンソウについている白い粒はホウレンソウから出る分泌物で虫の卵ではありません)
今日は150gを80袋、計、12kgを出荷しました。

肝心のハウスは今どうなっているのでしょうか。
先月試験で蒔いた聖護院大根、カブ、小松菜、水菜がこの1週間留守にしている間にかなり伸びて
いてびっくり!
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IMG_0113_ks.jpg IMG_0115_ks.jpg
上から順番に、水菜、小松菜、聖護院大根、カブ・・・
カブー!!カブかわいい!土の上になんか載っている!
そう、ソイルブロックで作るとこういうことになるのです。これを見た瞬間一気にテンション上がりました。
ホウレンソウも植わっていますが、まだまだ小さいところと、大きすぎてどうしよう、という2つの区があり
ます。

さらに、育苗箱を管理する棚を解体して出た資材を元の場所へ戻す途中、栗が大量に落ちていました。
IMG_0116_ks.jpg IMG_0117_ks.jpg
サルか何かに荒らされたのかなぁと思いながら、そのおこぼれを拾っていたら結構な量に。
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秋ですねー。


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毎日毎日暑い、本当に。
空は綺麗な青。月も見えてなんかいい。
IMG_9989_ks.jpg
定植後のホウレンソウがうまく育たない原因の1つに土壌の養分バランスが崩れているのでは、と
ふと思い立って、ミネラル化石を発掘しに行ってきました。
IMG_9993_ks.jpg
1畝あたり9袋(約90kg)を入れ、耕耘機でかっからしました。
IMG_9992_ks.jpg IMG_9991_ks.jpg
対照区を設けて、入れたところ入れていないところとでどう違うのか、比較してみます。
定植後の潅水に使う水にも、ミネラル化石を使用。
一度タンクに溜めてから使うのですが、そのタンク内にも大きな化石をどんどん入れて水に
溶かして使いました。
IMG_9994_ks.jpg
根の活動を活発にさせるための資材もミネラル化石と一緒に散布。
1畝あたり335g使用。
IMG_9997_ks.jpg
苗も、定植前に一度「ドブ漬け」((ドブにつけるわけじゃないです)=水に漬ける)処理をしてから
定植します。定植後の活着を促すためには、根が張るまでの間水を切らしてはいけません。
でも多すぎてもいけません。この加減が直播でも移植でも難しい。
IMG_9998_ks.jpg
このときも、根の発根を促進させる資材、そして新たに新陳代謝を促進させる資材を混ぜ込んで
ドブ漬けしています。
苗も今まではもっと大きくなってから植えていましたが、やや小さい(本葉2~3枚)状態で植えました。
大きくなってから植えると、葉が土に埋まったり、体積が大きいために日中の呼吸も活発となり、体力が
消耗されてへたりやすいなどが小さい苗で植える理由です。

4月からホウレンソウ栽培一辺倒という位休みも関係なくほぼ毎日ホウレンソウをやってきました。
しかし、それでもホウレンソウが思うように行かないのはなぜか。
「木を見て森を見ず」ではなく「木を見ずして森を見ていた」のだと言うことだと
思います。

結局のところ、外枠ばかりに目が行って細かな配慮が欠如していたのだと。
もっとホウレンソウの側に立って細かな変化にも気づき、それに対して敏感に反応して対処していれば
もっとうまくいっていたのかもしれません。観察力が欠けていました。

今年は気象庁も認めたいわゆる「異常気象」なわけですが、とはいえ夏はいずれ過ぎ、秋冬と季節は
移り変わります。まさに秋冬はホウレンソウにとっての旬です。
と同時に夏場のホウレンソウについて試験が出来る期間も限られてきている、ということです。

今回取り組んだミネラル化石の使用は、悪い結果にはならないと思っています。
今まで異常に細かな部分にまで気を使ってやっていることも理由の1つです。

残り少ない時間で出来ることを積極的にやって、来年度はうんとホウレンソウで儲けられるような形に
もっていきたいです。

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プロフィール
HN:
kazu
年齢:
39
性別:
男性
誕生日:
1986/05/08
職業:
地域おこし協力隊(役場嘱託職員)
自己紹介:
新たに地域おこし協力隊を2名加えて、総勢3名で取り組んでいるほうれん草栽培をメインとした村おこし。

今年はなんとしても夏ほうれん草を成功させて、成功モデルケースの土台を固めたいところです。そのためにも、みんなで力を合わせて良い状況に持って行きたいです!
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