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先月に続いて、昨日から今日にかけて東京へ行ってきました。

千葉県にある和郷園は、専業農家4名でスタートした産地直送販売が始まりで、現在は専業農家
90戸ほどが集まった農事生産法人となっています。グループ会社を含めて年商80億を超える
とのこと。海外にも拠点を持ち、タイ、香港、上海に事務所を構えています。
そんな会社の代表理事である木内博一さんの講演会に参加したわけです。

村長さんが、しきりに和郷園と言う意味がなんとなしに理解できました。
農藝塾をここまでもっていければ、本当にすごいと思います。

ただ、和郷園の立地条件、組織形態など何から何まで泰阜の現状と違うわけで、和郷園の手法を
そのまま利用することはできません。
木内さんも、「各地域の文化、風習、地形など土地土地で農業を取り巻く環境が異なるので、和郷園
の手法がどこでも通用するとは思っていない」といっていました。

木内さん自身、実家が農家であり、20年以上の農業経験があることもあり、博識経験豊富で、
それゆえにしゃべることに説得力があります。自信にあふれています。ああいう人がトップに
立って将来へ向けた舵取りをしていくと、うまくいくんだなぁと感じました。

講演会に対しての感想としては、農業が置かれている現状をすっきりわかりやすくしゃべって
くれるので、腑に落ちるところが多かったです。
物事の考え方、整理の仕方など、基本的なところだけれど、とても大事な部分を再認識する
良い機会だったと思っています。

ただ1つ、資料の中に木内さんの著書が入っていたのですが(太っ腹だなぁ)、この本既に
持ってるんです。2冊ダブったー。

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ハウス内に張られていた番線を取り除く作業。
IMG_0504_ks.jpg
身長170cm、178cm(であってたかな?)の我ら協力隊にとって、番線はただただ頭をぶつけてストレスを溜める原因でしかなかったのですが、それを取り除いたことで、ストレスフリーを実現しました。

番線を張って内幕で日光を調節する必要があるのは、来年の6月頃になると思うので、その時に新たに番線を
張りなおす予定です。

除草作業。
IMG_0505_ks.jpg
ほうれん草を収穫するにあたってとかく邪魔なものの1つが草です。
草があるだけで、ほうれん草に絡まって葉がちぎれるなどの被害があるだけでなく、虫の住処となります。
ただ、これもケースバイケースで、今年のように夏場の酷暑のような天気の時はかえって草を生やすことで干ばつや地温上昇を防ぐ働きがあります。
今年は下草をある程度の高さで残した果樹農家さんがうまく果樹を収穫したという話も聞きました。自然をよく観察しなきゃいけませんねぇ。まだまだです。
今年は虫や草に苦しめられました。その経験から、来年度から雑草にのみ効く選択性除草剤の使用も検討しています。

主だって興味を引く内容じゃないのですが、農業ってこういう事の積み重ねで成り立っているのだと思います。

以上!

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ホウレンソウを植える畝を作るにあたって、
1.耕耘
2.整地
3.鎮圧
この3つの過程を経て、植えれる状態にするわけですが、正直かなり手間がかかるし、めんどくさいです。
何とか今あるもので何とかならないかなぁと考えて生まれたのが、そう「おうちゃく君1号」です。
IMG_0453_ks.jpg
最初の耕うん作業は済ませておきましょう。いきなりこのおうちゃく君を使おうとすると、
「そこまで横着するな」と怒られる仕組みになっています(嘘)

正確には、耕耘してある状態で整地、鎮圧を一度に済ませられるのがおうちゃく君です。
IMG_0454_ks.jpg IMG_0455_ks.jpg

実にうまく行きました。
IMG_0452_ks.jpg
曲がってるように見えた人、きっと疲れているのでしょう。ゆっくり休むことをお勧めします(笑)
それはさておき、この成功によって、かなり労働負担が軽減されます。最低2人はいりますが、
それでも2人で手作業で上記の作業をするよりはよっぽど早い。手を抜けるところは抜いて
いかないといけません。

さて、おうちゃく君1号ということは、2号、3号もあるのか?という疑問が湧いてくるでしょう。
作りたい!と思ってます。

具体的には、
☆田植機のように自動で移植してくれる「おうちゃく君2号」☆
☆収穫から袋詰めまでを自動でしてくれる「おうちゃく君3号」☆


どこまで横着するんだ、という感じですが、実際ここまで出来れば、少人数小面積で高効率化
出来るので、取り組む価値はあります。
とりあえず当面の希望としては、田植機を改造してそういう形にもっていけないかなぁとつっち
と話をしていたところです。そういうこうしゃな方いらっしゃいませんかねぇ??


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渋柿を使って、新たな試験をしました。
まぁ試験とはいってもごくごく簡単なものですが。

錆びたところに渋柿を搾った液を塗る、これだけです。
735ba690.jpeg 4f3e7c55.jpeg
さびたところを探していたところ、ちょうどつっちーの文鎮に行き当たったので、半分だけ勝手ながら
塗らせてもらいました。

結論から言うと、これ以上錆が進まなくなるはず、です。
渋柿に含まれる渋み成分(タンニン酸)が鉄と化学反応を起こし、「タンニン化鉄」となることで、
錆が安定するそう。参考URL:マフラーの錆を広げないためにはどうすれば。

果てさてどうなりますかな。

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午前中は昨日作った畝にホウレンソウを定植。
IMG_0263_ks.jpg
育苗箱6箱、約1200株を定植しました。
これだけ植えても、ざっと計算すると12000円位なんだよなー。(少なめに計算すると)
(1株20g×1200株=24000g=24kg、500円/kgとして、24×500=12000円)

午後は黒見のみはらしの清水さんから、お昼のお誘いを受けて、そちらへ。
珍しいものをたくさんいただきました。
IMG_0265_ks.jpg IMG_0266_ks.jpg
↑鹿のスペアリブ↑          ↑雑きのこ汁↑
どれもうまい!個人的にはきのこがヒットでした。
そうこうしていると、ご近所の方がマムシが捕れたといって、生きたまま持ってきてくれました。
ちなみに、片手でマムシを持ったまま運転してきたとのこと。慣れてますな。
IMG_0268_ks.jpg IMG_0267_ks.jpg IMG_0269_ks.jpg
独特の柄と、三角の頭が特徴。
想像していたよりは小ぶりでしたが、これでも大きいほうだとのこと。

早速首を落として、手際よく川を剥ぎ、内臓を取り除いてみると、あれヘビってこんなもん?って
位になりました。中すっかすか。骨と筋肉しか残りません。
IMG_0270_ks.jpg IMG_0271_ks.jpg IMG_0274_ks.jpg
(注)ちょとグロテスクなので苦手な方は拡大してみないでください!
嬉しそうにマムシを捌く笑顔が印象的でした(汗

お初のマムシ。どれどれ、いただいてみますか。
IMG_0276_ks.jpg
うん、香ばしい。塩を振ったけど、塩の旨味ではなく確かにマムシからの旨味を感じることが出来ました。
マムシを見つけては喜んで捕る村の人の心理が少し理解できたかな!?
ちなみに、生でも食べれるらしい。すいません、まだ生は無理です。

今度は仕掛けておいた罠を見に行くといって清水さんが見に行くと、かかってる!と奥さんへ電話が
来ました。
同行させてもらうと、既に血抜きを始めているところでした。小ぶりで持ってみましたが、20kg程度といった
ところ。まだ子どもです。でも脂は乗っているとのこと。今晩はしし鍋に決定です(笑

で、これがしし鍋。
IMG_0281_ks.jpg
やわらかい。
個人的には、食感は豚肉に近く、味は鶏肉と豚肉のいいところ取りといったところ。
非常に美味しくいただきました。

まぁとにかくいろいろと体験させてもらった日曜日でした。




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プロフィール
HN:
kazu
年齢:
39
性別:
男性
誕生日:
1986/05/08
職業:
地域おこし協力隊(役場嘱託職員)
自己紹介:
新たに地域おこし協力隊を2名加えて、総勢3名で取り組んでいるほうれん草栽培をメインとした村おこし。

今年はなんとしても夏ほうれん草を成功させて、成功モデルケースの土台を固めたいところです。そのためにも、みんなで力を合わせて良い状況に持って行きたいです!
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