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集落支援研究会へ村長含め泰阜村から5名参加してきました。

会場についてから気づいたのですが、僕が緑のふるさと協力隊として参加した年の5月、現地訪問
で来ていた緑化センターの担当者と、周辺の緑のふるさと協力隊OBOGとともにバーベキューをした
のですが、その時に来られていた平床さんを迎えた集落支援研究会でした。

昨年、緑のふるさと協力隊として1年間の活動を終えたときに報告会で、結論として、
「集落の人々は特別に何かしてほしい、ということはない」
という1つの答えを示しました。

ただ、今日の研究会でさらにこの結論に付け加る言葉があり、それは、
「地域活性化とか村おこしとかの前に、そもそも今の生活をなんとかすることのほうが先だ」
という言葉がありました。なるほどなぁ、と。

特別に何かしてほしい、という現実の生活に+αを求めているのではなく、今の生活そのものを
維持していくことのほうが、実は近々に迫っている課題だった、というのがより具体的な答えなのだと。


村の人が本気で村のことをなんとかしにゃいかん、と思っているならば協力隊なんて本当は
必要ないんです。でも村の人は、思っている人もいるとは思いますが、それがなかなか行動に
移せない。しがらみ、やっかみ。いろんな見えない縛りが田舎にはあります。ご近所さんほど仲も
よさそうで悪い。

「外部の「刺激」をバネにして、住民主体で村の活性化に取り組む運動を起こすこと」
これが協力隊の最大の目的です。

印象に残った言葉がありました。
高森町役場の方が言っていたのですが、
「協力隊や支援員の活動そのものが、公務員のあるべき姿ではないだろうか」
公務員ができないのかやらないのかわからないけれど、行政のできない部分を協力隊が担う、
住民と行政をつなぐ役割を、協力隊が果たしていることは事実です。

しかし、協力隊員1人だけで出来ることには限界があります。地域おこし協力隊となって、
それは痛感しました。
やりたいことが沢山あるけれど、1人では全てが中途半端になってしまう。
ありがたいことに、次年度はさらに協力隊員が増え、新しい外部からの刺激が入ってきます。
平床さんも言っていましたが、行政にはぜひともこの流れを途切れさせないようにしてほしいです。

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性別:
男性
誕生日:
1986/05/08
職業:
地域おこし協力隊(役場嘱託職員)
自己紹介:
新たに地域おこし協力隊を2名加えて、総勢3名で取り組んでいるほうれん草栽培をメインとした村おこし。

今年はなんとしても夏ほうれん草を成功させて、成功モデルケースの土台を固めたいところです。そのためにも、みんなで力を合わせて良い状況に持って行きたいです!
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