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今日は下伊那阿南地区周辺の農業に従事する人及びこれから新規就農を目指している人・
研修生等を対象とした交流会があった。

交流会ということで、もっと情報交換できるのかなぁと思ったら、そうでもなくてがっかり。

前半、後半とわかれていたのだが、その前半が問題。農協を主とした金融商品の紹介が中心。
たしかに新規就農者にとって活動資金をどうするか、というのは避けて通れないしとても重要な
部分だ。
でも、交流会ということなのだから、もっと参加者との話し合いの場、情報交換の場というのに時間を
割いてもらいたかった。

せっかくの交流の機会を商品紹介の時間で潰してしまうのはいかがなものか。このあたりは次回開催
に向けて改善してもらいたい点だ。

後半のかぶちゃん農園の視察・見学と隣接する食堂での昼食会はなかなか良かった。
かぶちゃん農園が単なる通販会社ではなく、地域に根ざした企業、農業 振興に貢献する企業
であり、その具体的な計画もあり、それらを着実に進めている事実を知ることが出来た。

例えば市田柿の苗の無償提供。周辺の阿智村や売木村などに苗を無償で提供し、さらにその後の
活着まで確認しているところが素晴らしい。普通なら植えたら植えっぱなしが常なのだがその辺は
徹底しているようだ。

従業員280名のうち約200名がパートタイマーで、ほとんどは飯田周辺の方とのこと。
雇用創出にも貢献している。

年商約30数億円、市田柿関連商品だけでその売上の半分を占めるとのこと。

会員数180万人(グループ全体で)単独では約60万人を抱えるそう。すごい。

干し柿=ドライフルーツという考え方も面白かった。
干し柿は干し柿、という考え方ではなく、「ドライフルーツ」ととらえることで用途や販売時期を通年に
できるし、事実需要がある。

最近売り始めた商品の1つに「ひとくち ほし柿」がある。
これも売り方がうまい。1粒200~250円で販売している贈答用の干し柿の中にはそのままでは出せない
柿が必ず出てくる。そういったものをひとくちサイズに加工して販売すれば、れっきとした商品となる。

さらに、干し柿の命とも言うべきまわりに吹く白い粉。ブドウ糖が吹き出したものだそうだが、漢方にも使われ
ているそう。この粉を集めて商品にしようと考えているらしい。いやーアイディアは尽きませんなぁ。

4c0f2641.jpeg←ブルーベリーの包装加工の様子。
今はもう市田柿の在庫がないらしく、その様子は見られなかった。






a6e9d5f4.jpegdaa782d2.jpeg柿蔵と呼ばれる建物から出てきたとき。
かぶちゃん農園の看板も立ってました。






78b3f156.jpegf7887dec.jpegかぶちゃん食堂。自社で取り扱う商品をバイキング形式で提供するあたりも、やり方としてうまいなぁと思う。味は好みだけれど、個人的には好きな味。
市田柿のレアチーズケーキ、チーズ?を市田柿で挟んだものがクラッカーにのっているやつ。
どちらも旨い。

お腹いっぱい食べられた交流会でした!

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今日は緑のふるさと協力隊が企画してくれた「あじさい見物とお食事会」に参加しました。
とはいっても、あじさい見物からは参加できなかったので、お昼ご飯からの合流です。

このイベント、去年僕が集落訪問で行った梨久保、漆平野集落の方向けのもので、梨久保から2名、
漆平野から3名が参加してくれました。
今の身分になってから、日々の活動に追われてしまっていてなかなか顔を出せずにいたので、こういう
機会はありがたかったです。

僕としては、集落の人が平島田に集まっている状況がすごく新鮮で、でもその反面なんかぎこちなささえ
感じましたが、いろいろとお話ができてよかったです!

8f0c9649.jpeg
あいパークの「おより亭」にて

その後、協力隊直売所にも寄りたい、ということで、雨の降る中いろいろと買っていただきました。
同時に、「人対人」とのコミュニケーションの重要性を感じました。将来は絶対有人販売だな、と。

「直売所に買いに行きたくても買いに行く足がない」
との意見も出ました。
曜日を決めて、事前に出品されているものを確認して、直接集落の方へ商品を届ける「移動販売」
もやってみたいな、と思いました。

6c68f010.jpeg
食事のあと、是非食べてもらいたいと午前中に収穫したほうれん草を1人1袋ずつ手渡したのですが、
直売所に出ているほうれん草も買ってもらって嬉しかったです。

ハウスで実際に作っているところを見てみたいということで、来てもらいました。
5b19e0a4.jpeg 216b06a6.jpeg

ほうれん草の移植栽培は珍しいため、みなさん「こうやって植えていくんだねぇ」と興味津々。
同時に「これは大変だ」と。
本当それは課題の1つで、移植栽培の最大の欠点は移植する手間がかかるということ。
それも実際にやってみて思いました。腰に来るんです、腰に。
その労力を軽減させるために、半自動移植機の開発なんてのも、漠然と考えています。
いらなくなった自転車とか改造して、座らずに移植できれば楽かもしれませんね。

一刻の時間でしたが、心がホッとする時間を味わうことが出来ました。
つっちー、くっすーありがとう!!

そうそう、昨日の今日ですが、ツバメが巣立ちました。
一昨日まで飛べなかったはずのツバメの子はいとも簡単に電線に乗ってのびのびとしていました。
e862bcb1.jpeg
奥が4人兄弟のツバメの子で手前が両親(たぶん)

こちらも、短い時間だったけど、ツバメが巣立つまでの過程を見る事ができて、楽しかったなー。
ありがとう、ツバメ!!

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プロフィール
HN:
kazu
年齢:
37
性別:
男性
誕生日:
1986/05/08
職業:
地域おこし協力隊(役場嘱託職員)
自己紹介:
新たに地域おこし協力隊を2名加えて、総勢3名で取り組んでいるほうれん草栽培をメインとした村おこし。

今年はなんとしても夏ほうれん草を成功させて、成功モデルケースの土台を固めたいところです。そのためにも、みんなで力を合わせて良い状況に持って行きたいです!
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