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何もないところがいいところ。
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ほうれん草の生長が遅くなる=収入が少なくなる冬の収入源として、菌床しいたけを検討
した結果、試験栽培をすることを決め、昨日愛知県は知立市にある(有)とまとさんの
作っている菌床しいたけを視察+試験に使う菌床を受け取りに行って来ました。
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ここでは菌床しいたけで一般に行われている、棚の上に菌床を置いて育てる方法を
とっています。
泰阜村でも菌床しいたけをやっている方が居ますが、その方は菌床の中心に穴を開けて、
紐を通し、吊るして栽培する方法をとっています。こちらは今は殆どやっている方は居ない
そうです。いろいろと話しを聞かせて頂きましたが、口頭で説明を受けるよりは実際に自分
でやってみてコツを掴むしかないようです。

泰阜村と知立市が同じ条件でない以上、試験をしながらこの温度、湿度が泰阜村の菌床
しいたけ栽培に適している、というデータを今冬で記録していきます。そのためにここから
200個の菌床を分けて頂きました。

夏のほうれん草栽培、そして冬の菌床しいたけ栽培。
この両方がうまくいくと、「農業で生活できるモデル」というのができて、新規就農希望者を
始め、I・Uターンの中で希望する方なども農業で生活できるようになります。

来年が最後の活動期間。勝負の年です。背水の陣で挑みます。

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7月から協力隊全員で取り組んできた道路標識改善計画。
業者を使った大々的な改修については見送られてしまったものの、ひとまず協力隊が出来る範囲で
修繕作業を行うことになり、昨日第1回目の修繕作業を行いました。
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約10年ほど前に看板を作ったグリーンツーリズム研究会の畑野さんに協力していただき、
綺麗な看板へと生まれ変わりました。
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うろこ雲のきれいな、気持の良い日でした。

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今日は飯田鼎にて、飲食店経営者の方々が集まって勉強会を行う「経営革新塾」というものに
参加をさせていただき、我が泰阜村のほうれん草をPRしてきました。
鼎にあり、ほうれん草を注文していただいた西洋割烹「吉祥寺」さんの紹介で今回のPRにこぎつける
ことができました。
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泰阜村の特色あるほうれん草も、市場に出ると他のほうれん草と一緒に扱われてしまいます。
手をかけた分、それ相応の評価をしていただける相手と取引をしたい。契約栽培が泰阜村の
ほうれん草が目指す一つの目標です。

泰阜村の農業での最大の弱点は、「生産量」
契約栽培を行う上で、取引先の希望は、「通年安定供給」
契約栽培を実現する上で、泰阜村でのほうれん草は「通年」はクリアしており、あとはいかに
相手の必要量を安定的に供給できるか、というところがポイントだと思います。
年間を通じて一定の価格を維持するかわりに安定的に必要量を供給する、という「責任」を追うのは
当然のことでしょう。

生産量を増やすには、現状のほうれん草農家1人1人の作付面積を増やすか、就農者を増やすか
のいずれかです。やはり希望としては後者。そのためにはこれから少しずつ声かけをしていく必要
があるんですよね。やっとそういうことが出来る状態になってきた、というのが本当のところですが。

今回のPRでは、すぐ取引先を確保する、ということはできないですが、「泰阜村で通年ほうれん草
栽培をやっているんですよ」ということを知ってもらう良い機会だったと思います。
ただ、以前も書きましたが、今後は取引先を増やすということは二の次にして、生産力の強化を第一
に取り組んでいきます。

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昨年4月から開設した協力隊直売所。
当初お金がなかったため、直売所の主旨に賛同してくれた村の方々の善意によって手作りで
直売所を作り、始めました。

村の方がの要望で、のれんをかけたり、直売所ののぼり旗をつくったりして、お金をかけず、
なるべくそこにあるものを利用して少しずつやってきました。

「道路側から何が置いてあるかわかるようになるといい」
という村の方の要望によって、道路から見えるおしながきを作りました。
段ボールに紙を貼って、雨よけのために、ジップロックを切ったものをかぶせたり、サランラップを
つけたりしてやってきましたが、経年劣化により、おしながきとしての機能を十分果たせなくなって
おり、協力隊の中でも「なんとかしないと」と言っていました。
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最近畑の作業が落ち着いてきたので、一念発起しておしながきを一新、木製で味のあるお品書きを
作りました。以下その作業工程。
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旧北小学校職員室、現在の協力隊の事務所にて、元となる木材を切るために採寸します。
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切った後に、ヤスリがけ。丸みを帯びたおしながきの素材はなんだかいい感じ。
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Lネジにひっかけるための丸ネジを取り付け、防腐、防虫などの効果のある耐候性着色ニスを
使用して、看板のようにしていきます。
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費用は合計7403円。直場所の経費から支払いました。
(直売所の売上の15%は、このような直売所の維持管理費として使用させていただいています。)

4回ほど塗って、しっかり色と塗料が染み込んで乾いたところに、白で文字を書きます。
想像以上に良い出来上がりに、とっても満足しています!
早ければ、明日にでもお披露目できるかと思います。乞うご期待!!!

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先日行った第一回効率化を進めるための会議では、畑での作業はかなりの効率化が図られており、
4月に比べて3割ほどの改善がされた、と言うことを確認しましたが、まだ改善できる大きな部分が
ありました。その1つが「潅水」です。

今までは、動噴を動力にして、先端に細い塩ビ管を取り付け、いわゆ「手潅水」をやってきました。
この最大の欠点は「時間がかかりすぎる」ということです。
長いところで1ハウス全て潅水を終えるのに、約1時間半ほどかかります。労働負担も大きく、
時間も取られるので、潅水の手間を省くことが出来れば時間の短縮につながるだけでなく、労働
負担も大きく軽減され、1人1反歩(10a)の作業をこなす上では不可欠なことでした。

今まで何故潅水の手間を省くことをしてこなかったか。
それは、いきなりうまくいくかわからないような投資をすることは避けたかったからです。他の場所で
同様の設備による成果があり、かつ導入することが無駄にはならないような時点で導入することで
投資のムダを避ける。また、ほうれん草栽培において、「水分管理」が最も重要なポイントであることが
わかってきたことも今回導入を決めた理由の1つです。

今日、この潅水負担を軽減するために試験として短いハウス1ハウスの潅水を半自動潅水化
しました。トライアルで行い、これがうまくいったら、他のハウスにも導入しようと考えていました。

結果、大成功!潅水革命です!
1時間の潅水が5分ほどの潅水に大幅短縮、空いた時間を他に回せるようになり、作業に余裕を
持つことができるようになりました。

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協力隊自ら配管等施工を行いました。岩上さんの経験がフル活用されました!

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施工しながらつくづく百姓は百のことが出来なければいけないし、いろんな知識、知恵が集まって
百姓っていうものを形作っているんだなぁと感じました。奥が深い分、やりがいのある職業だと実感
しました。

今後、なるべく早い段階で他のハウスにも同様の潅水設備を導入し、潅水の手間を最小限に抑える
予定です。

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プロフィール
HN:
kazu
年齢:
37
性別:
男性
誕生日:
1986/05/08
職業:
地域おこし協力隊(役場嘱託職員)
自己紹介:
新たに地域おこし協力隊を2名加えて、総勢3名で取り組んでいるほうれん草栽培をメインとした村おこし。

今年はなんとしても夏ほうれん草を成功させて、成功モデルケースの土台を固めたいところです。そのためにも、みんなで力を合わせて良い状況に持って行きたいです!
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