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以前ブログでも告知をさせていただきましたが、昨日協力隊中間活動報告会を田本やまびこ館にて
開催しました。
当日は飛び入り参加の方もいたりして、協力隊を含めて総勢46名と大勢の方に足を運んでいただき
ました。
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協力隊活動をしている中で常に感じていることは、協力隊が普段道入った活動を行っているのか、
それはどういう目的でやっているのか、そういったことをオープンにして情報共有する必要性です。
今回の活動報告会は村外からのお客さんも多くいましたので、村外への情報発信と今後の協力隊
活動の上でのネットワークを作る上でとても意義のある報告会でした。

協力隊活動に対して興味関心のある方が参加されているだけに、質問も色々と出ました。

「直売所の向きを変えて中がよく見えるようにしてほしい」
「農協にいるおしゃべり好きのおじさん、おばさんがいる、という看板を作れないか」
「破竹の字は本当は淡竹と書くんだよ」

などなど。質問の多さがそれだけ協力隊への期待の現れだと思っているので、すごく嬉しかったです。
逆に、
「3人で年間多くても154万という数字は、データとしては弱い」
という的を射た発言もあり、改めてほうれん草栽培への気合を入れ直されたところです。

1つの大きなイベントを終えて安堵するまもなく、ほうれん草の収獲や定植に追われています。
今日農作業中に足の爪を剥がすアクシデントに見まわれましたorz皆様も気をつけてください。

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少し遅くなってしまいましたが、今年度から始まった、豊丘村にある「NPOだいち」さんが主体となって
取り組んでいる「南信州竹の子プロジェクト」。泰阜村からの竹の子出荷が終了し、最終出荷量が
孟宗竹192.5kg、破竹702.5kg、合計895kgとなりました!

農協への出荷も別にある中で、協力隊活動への協力として新たに出荷してくれた方も多かったかも
しれません。また、去年まで産直組合で取り組んでいたわらびや竹の子の集荷がなくなったことも
影響としてはあると思います。

当然考えなくてはならないのは採算の面です。
ただ、今年はじめての取り組みということもあり、いきなりは難しいですが、今年の活動が来年の活動に
生かされ、より多くの方に出荷していただけるようになることが、結果として良い方向に向かうのかなぁと。

今年の取り組みが実をむすび、来年度は新たに野ふき、わらび、ふきのとうの取り扱いも始まること
になりそうです。出荷していただいた方の中に「わらびは取り扱わないのか」「野のふきがたくさんある
んだけれど」という声をいただいていただけに、嬉しい限りです。

また、この竹の子プロジェクトの取り組みが、全国農業新聞に取り上げられたので紹介します。
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今週の土曜日に、地域おこし協力隊、緑のふるさと協力隊で中間活動報告会を開催します!

4月からの活動についてなので、あまり時間が経っていない中での発表ではありますが、
早いタイミングで協力隊の活動の今を知ってもらうこと自体悪いことではないし、このタイミングで
知ってもらいたいこともあるので、この時期の開催となりました。
以下詳細です。

日時:7月2日(土)18時30分~
場所:カントリーハット やまびこ館
内容:
18:30~ 開会式
18:35~ 地域おこし協力隊活動報告、質疑応答
18:55~ 緑のふるさと協力隊活動報告、質疑応答
19:15~ 協力隊の新しい取り組みに関する報告 -道路標識調査-
19:30   閉会
19:40~ 懇親会 ~20:40 ※懇親会費1人2000円

当日は県内他地域で活動している地域おこし協力隊や団体も参加予定です。
また、18期緑のふるさと協力隊も何名か参加してくれるということで、楽しみにしています!

なお、参加申し込みの〆切は明日6月27日(月)までです。まだ間に合うので、参加してみたい!
というかたがいましたら、地域おこし協力隊 川上まで(080-6147-0259)連絡ください。


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九州出張2日目は熊本から福岡県久留米市へ移動しました。
農事気象学会会員であり、(有)丸富の営業部長である富松氏が組織する「月のリズム研究会」は、
地元農家さんを中心とした学ぶ会で、主に気象学会で発表される長期天気予測や植物生理を基に
それらを農業生産に活かすための考え方をみんなで勉強しています。

会自体は隔月15日の19時スタートで、20時30分までの1時間半。
それでも僕が入った日はみなさん議論が白熱して1時間以上延長しての会終了となりました。

僕は農事気象学会で、局所的な天気予測を作成する「寒だめしクラブ」を担当しており、全国の
寒だめしを作成しています。この日も、会員の方からお願いされていた寒だめしを渡して大変に
喜んでいただきました。また、全国の寒だめしを見ることが出来るようにインターネット上でも公開して
いるので、その説明もさせていただき、みなさんに興味を持って聞いてもらうことが出来ました。

農家さんからやる気を持って良いものを作るために農業生産に取り組める雰囲気がここには
ありました。その点でこの月のリズム研究会というのは、農家さんのやる気を引き出すことに成功
しており、作物の品質を競う産地間競争の土壌ができてきているなぁと感じました。

なにより冨松さんの農家さんからの信頼が厚く、はるばる広島から通っていた農家さんがいたほど。
それは冨松さん自身が、農家さんに少しでも儲かってもらえるように一生懸命に取り組んできた
何よりの証拠です。

泰阜村でもそのような有志組織を作って、村外の刺激だけで変わっていくのではなく、村内からの
変わろう、良くしていこう、という意識を生み出す環境づくりが大事だということを学んできました。
泰阜村でもそういった組織を作るよう計画していきたいと思います。


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6月14日から2泊3日で九州は熊本、福岡を回ってきました。
目的は、泰阜村で今取り組んでいる農藝塾の目指す目標「就農1年目で手取り300万稼ぐ
ためのモデルケース作り」を既に実現しているところが熊本県にはあります。

農業生産法人「キッチンガーデン」さんです。
現会長である西山正一氏ご夫妻2人でソイルブロックで作った苗の販売、そこから農家として
野菜の精算、そして今は研修生を受け入れながら農業生産を行う株式会社として活躍されています。

西山氏に実際に圃場や育苗センターを案内してもらいながらいろんな話を聞かせてもらいましたが、
非常に農業に対して熱い気持ちを持たれている方だということはすぐに分かりました。

「ソイルブロックによる生産システムは、新規就農者に対して非常に効果的なもので、特に中山間地
の狭い土地しかないようなところでは決して古い技術ではなく、これからの技術である」と実際に
そのソイルブロックを作ってやっている身からすると、こっちまで熱い気持ちにさせてくれるような、
そんな頼もしい言葉に勇気づけられました。

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ソイルブロックを含める移植栽培の要とも言える育苗ステージにおいて、育苗が順調に行っている
ことを物語るに十分なものが揃っていました。
土壌診断キットを自前で揃えて、自ら土壌診断よる施肥設計を行い、その都度施肥量を変える、と
いったこだわりよう。そのこだわりに応えるように根がしっかりブロックを抱えるように生えていました。
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棚が移動式になっており、女性でも一度に大量の育苗箱を遠くまで移動させることを可能にして
います。作る苗箱の量がとても多いので、作業効率を図っていることが至る所で見受けられました。
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ソイルブロック本来の利点である「植えずに置くだけ」というのをまさに絵に書いたように実践されて
いました。潅水設備も充実しているため、手間も省けるだけでなく、初期活着もスムーズにいきます。
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そんなに根が張っていないようにもみえますが、ひっくり返すとちゃんと地面に向かって根が伸び
ていました。

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ミニチンゲンサイがこれから先の販売品目の主流になるそうです。

キッチンガーデン一帯は、赤土土壌であり保水性に富むので野菜がおいしく出来る土壌がある、
まさに地の利を活かしているところも感心してしまいました。

この方法を最大限に生かした場合、10a(1反)あれば、700万程度売上を上げることができるし、
手取りも400~500万円は行ける、と考えているそうです。
なので、泰阜村のようなまとまった土地がなく、飛び地飛び地で畑を確保できるようなところでも
1人10a、10人集まれば、既に1ha(1町)が農地として利用されるだけでなく、それぞれが生活できる
農業、農業で生活が出来るモデルになれるんです。

おかげ様で、キッチンガーデンが今後もお互いにより良くなるように一緒に頑張っていきましょう、と
全面協力を約束していただいたので、これからの泰阜村の活動がより良いものになることは
間違いないと確信しています。

次回は福岡県久留米市の月のリズム研究会の参加の様子について書きたいと思います。






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プロフィール
HN:
kazu
年齢:
37
性別:
男性
誕生日:
1986/05/08
職業:
地域おこし協力隊(役場嘱託職員)
自己紹介:
新たに地域おこし協力隊を2名加えて、総勢3名で取り組んでいるほうれん草栽培をメインとした村おこし。

今年はなんとしても夏ほうれん草を成功させて、成功モデルケースの土台を固めたいところです。そのためにも、みんなで力を合わせて良い状況に持って行きたいです!
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