何もないところがいいところ。
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今日は朝から雨。
雨って、傘ささなきゃいけないし、服は汚れるし、洗濯物乾かないしであまりいいイメージないけど、
農業にとってはまさに恵みの雨だし、雲海の広がる景色や霧の立ち込める雰囲気、独特の
においが個人的には好きなところ。決して悪いところだけじゃんないんだよね。
さて、今日は朝のほうれん草の潅水が終わってから、事務所で今まで作業に追われていてなかなか
手につかなかった書類整理したり、今後の計画を立て直したりした。
おかげで随分はかどりました。
でもその反面気になる事態も。
ほうれん草の苗がどうも調子が悪い。
アドバイザーの片山さんの連絡したら、どうも覆土の厚さも影響しているのではないか、
とのこと。
どういうことかというと、通常何も処理していないほうれん草の種子は、種皮が厚くて発芽率
が悪いため、1日浸種処理をする。市販の種は皮を剥いてコーティングして発芽揃いを良く
するように処理した「コーティング種子」が一般的。
ただ、コーティングする際に若干の水分を含ませるため、発芽ぞろいが良くても発芽率は
落ちる傾向にある。
で、種子に覆土する際は、種子の3倍の厚さの覆土が適切だ、ということなのだが、コーティングされて
いる時点で、既に種子の倍の厚さの覆土をしたことと同然なわけである。
そのことをすっかり見落としていたため、あろうことか通常より厚い覆土を指示してしまった。
覆土の厚さより発芽の時期の乾燥に気を配りすぎていたこともあるのだけれど。
覆土が厚いと、地上部に双葉が展開するまでに、余分なエネルギーを消費してしまい、その後の生育に
影響を及ぼす。その傾向が今回出ているのではないか、ということなのだ。
葉の先端が黄色く褐変。
根の張りも脆弱。酸性土壌による発根障害、生理障害が起こっている可能性もある。
発根は一度阻害されると、再び発根することはまずないそうだ。
こうなると苗として使えなくなる可能性が極めて高い。
うーん、一筋縄にはいかないなぁ。そうすると、播種3回分がほぼ壊滅的になる予測も。
覆土の厚さは意識せずに、試験ですくも土という、目の細かい川砂みたいなものを使ったら、どえら
発芽揃いが良く、苗として良い状態をキープしているのだが、これもどうなることか。
すくも土を使ったものでさえ、やや深い。白い部分が長いほど地上部に出るまでに時間と労力を消費して
いる証拠。
明日は播種日なので、とりあえずソイルブロックを練る回数を増やして、播種する穴を浅くして覆土を薄くして、さらに根の張りを良くするために、気相を増やすココヤシ繊維の量を増やす、といったことをやってみたいと思う。
午後は、注文していた事務用品が届き、事務所っぽくなってきたーという思いに浸りながら仕事をしていたのだ
けれど、協力隊直売所に立てるのぼり旗の文字の部分を片面だけ完成させることが出来た!
シンナー?の悪臭に耐えながら(換気はしてました)、片面を無事に作り上げることが出来ました!
つっちーナイスアイディアだね!
直売所の直の横棒が野菜の芽というのがイカすところ。それと黒じゃなくて焦げ茶色ってところもいい!
あとは、くっすーの野菜のデザインが入れば世界に1つだけの手作りのぼり旗の完成!!
完成が待ち遠しいなぁー。
雨って、傘ささなきゃいけないし、服は汚れるし、洗濯物乾かないしであまりいいイメージないけど、
農業にとってはまさに恵みの雨だし、雲海の広がる景色や霧の立ち込める雰囲気、独特の
においが個人的には好きなところ。決して悪いところだけじゃんないんだよね。
さて、今日は朝のほうれん草の潅水が終わってから、事務所で今まで作業に追われていてなかなか
手につかなかった書類整理したり、今後の計画を立て直したりした。
おかげで随分はかどりました。
でもその反面気になる事態も。
ほうれん草の苗がどうも調子が悪い。
アドバイザーの片山さんの連絡したら、どうも覆土の厚さも影響しているのではないか、
とのこと。
どういうことかというと、通常何も処理していないほうれん草の種子は、種皮が厚くて発芽率
が悪いため、1日浸種処理をする。市販の種は皮を剥いてコーティングして発芽揃いを良く
するように処理した「コーティング種子」が一般的。
ただ、コーティングする際に若干の水分を含ませるため、発芽ぞろいが良くても発芽率は
落ちる傾向にある。
で、種子に覆土する際は、種子の3倍の厚さの覆土が適切だ、ということなのだが、コーティングされて
いる時点で、既に種子の倍の厚さの覆土をしたことと同然なわけである。
そのことをすっかり見落としていたため、あろうことか通常より厚い覆土を指示してしまった。
覆土の厚さより発芽の時期の乾燥に気を配りすぎていたこともあるのだけれど。
覆土が厚いと、地上部に双葉が展開するまでに、余分なエネルギーを消費してしまい、その後の生育に
影響を及ぼす。その傾向が今回出ているのではないか、ということなのだ。
葉の先端が黄色く褐変。
根の張りも脆弱。酸性土壌による発根障害、生理障害が起こっている可能性もある。
発根は一度阻害されると、再び発根することはまずないそうだ。
こうなると苗として使えなくなる可能性が極めて高い。
うーん、一筋縄にはいかないなぁ。そうすると、播種3回分がほぼ壊滅的になる予測も。
覆土の厚さは意識せずに、試験ですくも土という、目の細かい川砂みたいなものを使ったら、どえら
発芽揃いが良く、苗として良い状態をキープしているのだが、これもどうなることか。
すくも土を使ったものでさえ、やや深い。白い部分が長いほど地上部に出るまでに時間と労力を消費して
いる証拠。
明日は播種日なので、とりあえずソイルブロックを練る回数を増やして、播種する穴を浅くして覆土を薄くして、さらに根の張りを良くするために、気相を増やすココヤシ繊維の量を増やす、といったことをやってみたいと思う。
午後は、注文していた事務用品が届き、事務所っぽくなってきたーという思いに浸りながら仕事をしていたのだ
けれど、協力隊直売所に立てるのぼり旗の文字の部分を片面だけ完成させることが出来た!
シンナー?の悪臭に耐えながら(換気はしてました)、片面を無事に作り上げることが出来ました!
つっちーナイスアイディアだね!
直売所の直の横棒が野菜の芽というのがイカすところ。それと黒じゃなくて焦げ茶色ってところもいい!
あとは、くっすーの野菜のデザインが入れば世界に1つだけの手作りのぼり旗の完成!!
完成が待ち遠しいなぁー。
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Re:無題
うん、書いてて自分もそう思った!
人間中心に考えていたらだめ。植物(相手)の立場で考えないといかんのだよね。
ほうれん草が「こんなんじゃだめだ」と身を持って教えてくれていると
思ってるよ。絶対に成功させてやる!!
人間中心に考えていたらだめ。植物(相手)の立場で考えないといかんのだよね。
ほうれん草が「こんなんじゃだめだ」と身を持って教えてくれていると
思ってるよ。絶対に成功させてやる!!
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プロフィール
HN:
kazu
年齢:
38
性別:
男性
誕生日:
1986/05/08
職業:
地域おこし協力隊(役場嘱託職員)
自己紹介:
新たに地域おこし協力隊を2名加えて、総勢3名で取り組んでいるほうれん草栽培をメインとした村おこし。
今年はなんとしても夏ほうれん草を成功させて、成功モデルケースの土台を固めたいところです。そのためにも、みんなで力を合わせて良い状況に持って行きたいです!
今年はなんとしても夏ほうれん草を成功させて、成功モデルケースの土台を固めたいところです。そのためにも、みんなで力を合わせて良い状況に持って行きたいです!
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